AEA認定エステティシャン資格｜メリット・試験内容・取得方法完全ガイド｜日本アロママイスタースクール

エステティシャン資格の全体像や、資格の必要性については以下のページをご覧ください。
エステティシャン資格の種類・取得方法・仕事内容を紹介

AEA認定エステティシャン資格とは？

AEA認定エステティシャン資格は、日本国内だけでなく国際的にも通用するスキルを証明できる資格です。
各資格は、認定校での学習または実務経験を積むことで受験資格を得られます。
5年ごとの資格更新制度をとっており、最新の知識と技術を証明できます。

この記事では、AEA認定資格のメリット、試験内容、費用、そして効率的な取得方法を詳しく解説します。

AEA（一般社団法人 日本エステティック業協会）とは：

エステティック業界の健全な発展と、エステティシャンの社会的地位向上を目指し、資格制度を提供している民間団体です。
資格取得者が業界のリーダーとして活躍できるよう、教育・研修・キャリアサポートを充実させています。

こんな方におすすめ：

初心者からプロのエステティシャンを目指す方。
キャリアアップや国際的な活躍を目指す方。
信頼されるサロン経営を目指す方。
自身の技術や知識を客観的に証明したい方。

AEA認定エステ資格取得のメリット

専門性と信頼性の証明

AEA認定資格はエステティック業界で広く認知されており、高い専門知識と技術を持っていることを証明します。
資格を持つことで、顧客に安心感を与え、信頼されるエステティシャンになることができます。これは、就職活動や独立開業にも有利です。

段階的なキャリアアップ

AEAの資格には段階があり、基礎資格から上級、国際資格へとステップアップが可能です。
上位資格を取得すれば、AEA認定講師や試験官として活躍できる可能性もあります。

国際的な活躍

最上位資格である「AEA認定インターナショナルエステティシャン」は、国際的な基準に基づいており、海外でも活躍できるスキルを証明します。日本国内だけでなく、国際的なエステティック市場での競争力が高まります。

5年ごとの資格更新制度

5年ごとに業界の最新トレンドや基準を学び直す機会を得られるため、常に最前線で活躍できるスキルを維持できます。

資格取得後のサポート体制

資格取得後も、AEAや認定校の提供するセミナーにより、継続的な学習の機会が与えられます。
また、資格保持者同士のネットワークを構築し、情報交換が可能です。

安全性と法令遵守の徹底

消費者トラブルを防ぎ、エステティック業界の法令遵守に基づいた施術を提供するための知識とスキルを認定します。

AEA認定エステ資格の種類と試験内容

AEAは以下の３種類のエステティシャン資格を提供しています。それぞれの特徴と試験内容について解説します。

AEA認定エステティシャン（基礎資格）

初心者からプロフェッショナルを目指す第一歩として位置づけられる資格です。
エステティシャンとして基本的な知識と技術を持ち、業界標準を満たすことを証明します。

取得条件

認定校でのカリキュラム履修（300時間相当）または
エステティックサロンでの1年以上の実務経験。

試験内容

筆記試験：基本的な理論（皮膚科学、解剖学、施術方法など）。
実技試験：フェイシャルやボディ施術に関する基礎技術。

AEA上級認定エステティシャン（ 上級資格）

高度な技術や知識を習得したエステティシャンとして認められる資格です。より専門的なスキルを持ち、施術の幅を広げることが可能です。
サロンのリーダーやトレーナーとしての役割を担いやすくなります。

取得条件

認定校でのカリキュラム履修（1,000時間相当）または
実務経験2年以上（フェイシャルまたはボディ施術）。※基礎資格取得者の場合、追加で実務経験1年以上。

試験内容

筆記試験：高度な理論（肌トラブル対応、カウンセリングスキル、衛生管理など）。
実技試験：複雑な施術手順や問題解決能力が求められる技術。

AEA認定インターナショナルエステティシャン（最上位資格）

国際基準に準じた最高峰の資格で、国内外での活躍を目指すエステティシャン向けです。
グローバルに通用するスキルと知識を証明します。
海外のサロンや国際的なイベントの講師として活躍するチャンスが広がります。

取得条件

AEA上級認定エステティシャン資格の保持。
フェイシャルまたはボディ施術の通算3年以上の実務経験。
※国内外での専門資格を追加取得している場合は優遇されることがあります。

試験内容

筆記試験：国際規格に基づく理論（国際エステ市場で必要な知識やスキル）。
実技試験：グローバルスタンダードに適応した施術技術。

試験対策と支援体制

AEAは資格取得者を支援するため、以下のサポートを提供しています。

実技試験対策講座

AEAが認定した「認定校」で提供される講座です。
実技試験直前の対策や、受講者のレベルに合わせた模擬試験や個別指導を提供しています。
具体的には、フェイシャル技術の繰り返し練習やリアルな試験環境の再現などがあります。

AEA認定試験アンバサダーによるサポート

AEA認定講師の中から選ばれた「試験アンバサダー」が、資格取得希望者をサポートします。
主な支援内容：筆記試験の対策指導。実技試験対策のレッスン（勤務先のサロンでも対応可能）。
具体的な内容や費用については試験アンバサダーとの個別調整が必要です。

AEAに入会するメリット

AEA資格取得に関して、AEAへの入会は必須ではありません。ただし、AEAの会員サロンや認定校として活動する場合、入会が求められます。
資格取得後のキャリアアップや業界内での信頼性向上を目指す場合、AEAへの入会が役立つ場合があります。
目的に応じて、入会するかどうかを検討すると良いでしょう。詳細は公式サイトをご確認ください。
AEA公式サイトはこちら

AEA入会メリット

資格取得後のサポート

5年ごとの資格更新やディプロマ再発行などがスムーズに行えます。

AEA会員専用サービス

最新のエステトレンドや業界情報を得るための勉強会・セミナーに優先的に参加可能です。

業界内ネットワーク

資格保持者同士のネットワークを利用できます。

認定校のメリットと費用について

認定校を利用するメリット

効率的な学習

AEAが編纂したカリキュラムに基づき、試験内容に直結した内容を効率よく学べます。

専門講師による指導

AEA認定講師が授業を担当し、受講者のレベルやニーズに応じた個別指導が受けられます。

仲間との交流によるモチベーション維持

認定校では、他の受講者と交流する機会があり、情報共有や励まし合いによってモチベーションを維持しやすくなります。

認定校にかかる費用

AEA認定校で資格取得を目指す場合、以下の費用が一般的な目安です。
具体的な費用については各認定校のウェブサイトをご確認ください。
※AEA認定インターナショナルエステティシャン（最上位資格）は、認定校を利用して直接取得することはできません。

AEA認定エステティシャン（基礎資格）

授業料：約30万円～50万円（カリキュラム300時間相当の場合）
教材費：約2万円～5万円
試験対策費用：約1万円～3万円
総額：30万円～60万円程度。

AEA上級認定エステティシャン（上級資格）

授業料：約50万円～100万円（カリキュラム1,000時間相当の場合）
教材費：約3万円～7万円
試験対策費用：約2万円～5万円
総額：50万円～120万円程度。

記事執筆者・監修者プロフィール

藤井由香（ふじいゆか）
日本アロママイスタースクール 講師 / CIDESCO国際ライセンス保持者

ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。

専門分野

• アロマテラピー・アロママッサージ技術指導
• エステティック技術全般
• ボディ・フェイシャルトリートメント
• 国際基準に基づく施術指導

保有資格

• ・IBCA認定 講師資格
• ・IBCA認定 国際ボディセラピスト プロフェッショナル資格
• ・日本エステティック協会 認定上級エステティシャン資格
• ・日本エステティック協会 認定トータルエステティックアドバイザー資格
• ・CIDESCO-NIPPON 国際ライセンス（CIDESCOエステティシャン資格）