棘上筋とは?
痛める原因と対処方法、ストレッチなどを紹介

棘上筋とは?

棘上筋を痛める原因と対処方法、ストレッチ・鍛え方・セルフマッサージ方法とは?

棘上筋(Supraspinatus)は、肩甲骨(肩甲板)の上部に位置する四角形の筋肉の一部です。回旋筋群の一員であり、肩関節の安定性と運動に重要な役割を果たしています。棘上筋は、肩甲骨の上面から大結節(上腕骨の頭部)へと走る筋繊維を持ち、その腱が肩関節の上部を覆い、上腕骨の頭部に取り付いています。この筋肉は、腕を上げる動作や外転(外向きに動かすこと)を担当し、特に肩の外転運動において他の回旋筋と協力して機能します。棘上筋は、日常生活での腕の動きやスポーツパフォーマンスにおいて必要不可欠な役割を果たしています。また、この筋肉は肩関節の機能を支え、特に肩甲骨の運動との協調が、正確で効率的な腕の動きを可能にします。

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棘上筋(Supraspinatus)の部位と機能

棘上筋は、肩甲骨(肩甲板)の上面、大結節と呼ばれる上腕骨の頭部に近い部分に位置しています。

1.腕の外転

腕を外側に回す動作において、特に初動時にこの筋肉が重要な役割を果たします。

2. 腕の上昇(アブダクション)

腕を横に上げる動作にも関与します。腕を持ち上げる際の初動を担当し、肩の安定性を確保します。

3. 肩関節の安定性

棘上筋は肩甲骨の上で肩関節を包み込むように位置しており、これが肩関節の安定性を提供します。

棘上筋を痛める原因

過度な使用または急激な負荷

突然の運動や急激な負荷、例えば激しいスポーツやウエイトトレーニングでの誤ったフォームが、棘上筋を過度に使用して炎症や損傷を引き起こすことがあります。

慢性的なストレス

日常生活や仕事での一貫した不適切な姿勢や運動が、棘上筋に慢性的なストレスをかけ、痛みの原因となります。

肩関節の不安定性

肩関節の不安定性がある場合、棘上筋が不適切な負担を受けやすくなり、損傷や痛みが発生する可能性があります。

骨片や軟骨の異常

肩関節内での異常や損傷、例えば軟骨の損失や骨片が棘上筋に圧迫をかける場合、痛みが発生することがあります。

加齢に伴う変化

加齢により腱や筋肉の柔軟性が低下し、棘上筋が損傷しやすくなります。

棘上筋を痛めた場合の対処方法

安静と氷

痛みが発生したら、当該の肩を安静にし、氷を袋に入れて痛みのある部分に20分間程度冷却します。冷却により炎症を抑え、痛みを和らげることが期待されます。

痛みの管理

痛みが強い場合、適切な鎮痛剤(医師の指示に従って)を使用することができます。

適切な姿勢と動作

日常生活での姿勢や動作に注意を払い、棘上筋に負担をかけないように心がけます。

    

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棘上筋のストレッチ方法

棘上筋のストレッチは、柔軟性向上と肩の緊張緩和に効果的です。正しいストレッチにより肩関節の可動域が拡がり、姿勢が改善され、肩の怪我の予防にも寄与します。定期的なストレッチは肩の健康を促進し、快適な動作とバランスのとれた姿勢をサポートします。

1. ウォール・クロック・エクササイズ

壁に手を付け、円を描くように腕を上げ下げする。

2. 背中を伸ばすストレッチ

背中を丸めずに、腕を後ろに伸ばして手を組む。

3. 十字のポーズ

肩の高さで腕を横に広げ、反対の手で引っ張る。

4.サイドリーニングストレッチ

仰向けに寝て、腕を横に広げて体を横に倒す。

5. ヨガのワーザ・ポーズ

四つん這いから片手と反対の脚を同時に上げる。

6. クロスアーム・ストレッチ

腕を前に伸ばし、もう片方の腕で引っ張る。

7. ショルダーブレード・ストレッチ

肩甲骨を中心に円を描くように腕を動かす。

8. 肩甲骨のストレッチ

腕を前に伸ばした状態で、肩甲骨を寄せるようにして後ろに引く。

棘上筋を鍛える方法

棘上筋を鍛えることは、姿勢の改善や上半身の強化に寄与します。以下に、僧帽筋をターゲットにしたエクササイズやトレーニング方法を紹介します。これらのエクササイズは、適度な重さと正しいフォームで実施することが重要です。

1. サイドライズ(サイドレイテラルレイズ)

器具を使わずに、腕を横に広げ上げるエクササイズ。軽いウエイトを用い、肩の高さまで腕を上げ下げします。

2. フロントプレス

ダンベルやマシンを用いて、前方に腕を伸ばすエクササイズ。肩の前部分を強化します。

3. アップライトロウ

スタンディングで行うエクササイズで、手を身体の前から上に引き上げます。棘上筋を刺激しやすいです。

4. フェイスプル(Face Pull)

ケーブルマシンを使用して、顔の高さまでロープを引き寄せるエクササイズ。肩甲骨周辺の筋肉を強化します。

5.ショルダープレス

ダンベルやバーベルを使って、上方向に腕を押し上げるエクササイズ。広範な肩の筋群を刺激します。

6. プライトロウ

バーベルを使って、身体の前で手を持ち上げるエクササイズ。肩甲骨周辺の筋肉を強調的に鍛えます。

棘上筋の重要性と役割のまとめ

棘上筋は肩の回旋筋の一部であり、上腕骨の大結節から発生し、肩甲骨の棘上窩に挿入します。その主な役割は、腕の外転と腕を上げる動作を補助し、肩関節の安定性を提供することです。棘上筋が弱体化すると、肩関節の動きが制限され、肩の痛みや不安定性が生じる可能性があります。正常な機能を維持するためには、適切なストレッチと強化運動が重要であり、これにより肩の健康を維持し、怪我の予防にも寄与します。

    

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