アロマブレンドデザイナー(AEAJ)とは?資格取得プロセスや学習内容を紹介

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アロマブレンドデザイナー(AEAJ)とは?資格取得プロセスや学習内容を紹介

アロマブレンドデザイナー(AEAJ)とは?資格取得プロセスや学習内容を紹介

アロマ資格の全体像や選び方、アロママッサージの技術については以下のページをご覧ください。
▶ アロマテラピー資格おすすめ比較!費用・期間、選び方を講師が解説
▶ アロママッサージに資格は必要?現場で求められる技術習得の手順

アロマブレンドデザイナーとは

アロマブレンドデザイナーは、精油を組み合わせてブレンドし、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作する能力を認定する資格です。単に香りを楽しむだけでなく、香りの専門的な知識を活かして、空間の演出や心身のバランスを整えるための香りを作り出すことができます。

この資格は、香りを生活に取り入れたい人や、プロフェッショナルとしてアロマを扱う人に向けたもので、ブレンドの技術を活かしてオリジナルフレグランスを創作したり、香りによる空間デザインを行うことが可能です。アロマブレンドデザイナーは、精油の特性やブレンドの理論を深く理解し、それを応用して多様な場面での香りの提案ができる専門家です。

また、この資格はアロマテラピーにおけるブレンド技術の向上を目指しており、アロマトリートメントやリラクゼーションの現場、教育の場など、さまざまな分野で活躍することができます。自分だけの香りをデザインする楽しさを体験しつつ、その技術を他者に伝える役割を担うことができます。

資格取得のためのステップ

アロマブレンドデザイナーの資格を取得するためには、いくつかのステップを踏んで必要な知識とスキルを身につける必要があります。以下は、資格取得までの主な流れです。

アロマテラピー検定1級に合格する

まず、AEAJ(日本アロマ環境協会)が主催する「アロマテラピー検定1級」に合格することが最初のステップです。この試験では、精油に関する基本的な知識を問われます。具体的には、30種類の精油の特徴や効果、香りの分類、そして精油の安全な使用方法を理解することが重要です。精油を正しく使い、日常生活での活用方法を学ぶことができるこの資格は、アロマブレンドデザイナーを目指すための基礎知識を習得するために不可欠です。

アロマテラピー検定の資格情報はこちら


AEAJに入会する

次に、AEAJに入会することが求められます。AEAJは、日本国内でアロマテラピーを推進するための公式団体であり、会員になることで、資格取得に必要な公式教材やセミナーへの参加、サポートが受けられるようになります。会員としての活動を通じて、アロマに関する最新情報や業界のトレンドにも触れることができ、プロフェッショナルとしての基礎を築くことができます。


アロマテラピーアドバイザー資格を取得する

次に、「アロマテラピーアドバイザー資格」を取得することが必要です。アロマテラピーアドバイザーは、精油の安全な使い方やアロマテラピーに関連する法的知識を持ち、日常生活やビジネスの場で他者にアドバイスできる能力を証明する資格です。AEAJ認定スクールでの講習を受けることで、アロマテラピーに関する実践的な知識を身につけることができ、アロマブレンドデザイナーとしての次のステップに進むための土台を固めます。

アロマテラピーアドバイザーの資格情報はこちら


アロマブレンドデザイナー標準カリキュラムを受講する

最後に、AEAJ認定スクールで「アロマブレンドデザイナー標準カリキュラム」を受講します。このカリキュラムでは、ブレンド技術や香りの創作に関する専門的な知識を学びます。精油の特性を理解し、それぞれの香りが持つ個性や相性を踏まえた上で、目的に応じたオリジナルブレンドを作成するスキルを習得します。

また、このカリキュラムでは、香りの調和やバランス、目的に応じたブレンド技術を実践的に学べるため、資格取得後には、プロフェッショナルとしてブレンドデザインを行う力が身につきます。講座を修了し、標準カリキュラムをクリアすることで、アロマブレンドデザイナーの資格取得に必要な知識と技術を備えることができます。

アロマブレンドデザイナー 標準カリキュラム

アロマブレンドデザイナー資格取得に必要な標準カリキュラムでは、以下の科目が含まれています。

精油のブレンド技術の基礎知識(2時間)
精油をブレンドするための基本的な知識を学びます。香りの構造や調和について理解し、ブレンド技術の土台を築きます。

香りの特徴をとらえる方法と「香りのパレット」を作る(9時間)
香りの特徴を把握し、さまざまな香りを組み合わせてパレットを作成する方法を学びます。この技術により、個性的な香りのブレンドが可能になります。

ブレンド実習とクリエーション(9時間)
実際に精油をブレンドする実習を通して、オリジナルの香りを作成します。創作した香りを活用し、香りのクリエーション技術を磨きます。

出典:アロマブレンドデザイナー 標準カリキュラム

資格申請方法など

スケジュール

アロマブレンドデザイナーの資格申請は、毎年4回(4月・7月・10月・1月)の受付期間に行われます。申請受付期間中にAEAJマイページより履修証明書の提出と資格登録認定料のお支払い手続きが必要です。

※ 認定スクールにてアロマテラピーアドバイザーと専科資格(アロマブレンドデザイナー・アロマハンドセラピスト)を受講された方は、同時に申請することが可能です。各履修証明書を提出の後、資格登録認定料の支払い手続きを行ってください。履修証明書の一括提出および資格登録認定料の一括支払いはできません。それぞれAEAJマイページよりお手続きください。

※ 祝日などの連休に伴い、申請受付期間の締め切りが変更になる場合があります。

申請受付期間の目安(例:2025年度)

第36期
受付期間:2025年4月1日〜6月30日
認定日:2025年8月1日

第37期
受付期間:2025年7月1日〜9月30日
認定日:2025年11月1日


アロマブレンドデザイナー標準カリキュラム履修証明書の提出と資格登録手続き

アロマブレンドデザイナー資格の認定には資格登録認定料5,500円(税込)が必要です。受付期間内に、AEAJマイページより履修証明書の提出と資格登録手続きを行ってください。

出典:アロマブレンドデザイナー資格取得方法

アロマブレンドデザイナーの活躍の場

アロマブレンドデザイナーの資格を取得すると、さまざまな分野で香りのブレンド技術を活かして活躍することができます。香りの創作能力を使って、個人やビジネスシーンでオリジナルの香りを提案したり、空間デザインや教育の場でそのスキルを発揮することが可能です。以下に、具体的な活躍の場を紹介します。

オリジナルフレグランス作り

アロマブレンドデザイナーとしてのスキルを最も活かせるのが、オリジナルフレグランスの作成です。精油の特性や香りの相性を理解し、それらをブレンドすることで、自分だけのオリジナル香水や香りアイテムを作り出すことができます。個人向けのフレグランスをデザインするだけでなく、特定のイベントやテーマに合わせたオリジナルの香りを提案することも可能です。

香りは、その人の個性やライフスタイルを表現する手段として非常に重要で、特にパーソナルフレグランスの分野では、オーダーメイドの香り作りが人気を集めています。アロマブレンドデザイナーとしての知識を駆使し、ユニークで印象的なフレグランスを提供することで、多くの人に喜ばれるクリエイティブな活動ができます。


空間デザインでの香りの活用

香りは空間の印象を大きく変える力があり、アロマブレンドデザイナーはこの技術を用いて、空間デザインの一部として香りを活用することができます。ホテルやスパ、レストラン、店舗など、さまざまな施設で、ブレンドされた香りを通じて訪れる人々に心地よい体験を提供します。

たとえば、リラクゼーションを目的とした空間には、ラベンダーやイランイランなどのリラックス効果の高い精油をブレンドして使用することで、居心地の良さを高めることができます。逆に、アクティブな空間には、柑橘系の精油をブレンドして、活気ある雰囲気を作り出すことができます。このように、空間のコンセプトに合わせた香りをデザインすることで、視覚や音と同様に、五感を刺激する豊かな体験を提供することができます。


教育やトリートメントでのブレンド技術活用

アロマブレンドデザイナーの知識は、アロマテラピーの教育現場やトリートメントの現場でも役立ちます。アロマスクールやワークショップで講師として活動する際、ブレンドの理論や実践的な技術を教えることができます。生徒に対して、香りの調和や効果的なブレンド方法を指導することで、次世代のアロマ専門家を育成する役割を果たせます。

また、アロマトリートメントを提供するセラピストとしても、クライアントの状態や好みに合わせたオーダーメイドのブレンドオイルを作成することができます。クライアント一人ひとりに寄り添った香りの提案は、施術の効果を高め、顧客満足度の向上につながります。

アロマブレンドデザイナー(AEAJ)の関連資格を紹介

AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)はアロマテラピーの資格認定や、アロマテラピーの普及を目的とした教育・人材育成、調査・研究などの活動を行っている協会です。アロマの資格として知名度の高い「アロマテラピー検定」をはじめ、「アロマテラピーアドバイザー」「アロマテラピーインストラクター」など様々な資格を認定しています。内閣府に公益認定された団体であり、アロマテラピーの普及のほか自然環境の保全・創造にむけた取り組みも行っています。

アロマテラピー検定

アロマテラピーの効果は、ご家庭や個人の趣味の範囲にとどまらず、ビジネスシーンや医療・介護の現場などでも注目の的。アロマテラピーを安全に実践するための正しい知識がますます求められています。アロマテラピー検定では、精油の知識やアロマテラピーの利用法などをテスト。検定を通して知識を身につけることで、多彩なシーンでアロマを役立てられるようになります。

アロマテラピー検定の資格情報はこちら


アロマテラピーアドバイザー

アロマテラピーの基本知識を正しく伝えるアドバイザーとしての能力を認定する資格です。アロマテラピーの効用や精油の使用方法はもちろん、安全面・法律面の知識もそなえ、一般の方にアロマテラピーの楽しみ方をアドバイスするのに適した人材として認定されます。

アロマテラピーアドバイザーの資格情報はこちら


アロマテラピーインストラクター

アロマテラピーを安全に正しく実践するための知識を一般の方々に指導する能力を認定する資格です。受験資格としては、アロマテラピーアドバイザーの資格を保持していることと、公式テキストを用いて認定スクールまたは独学で学習し、試験に合格することが必要となります(※2025年以降のカリキュラム改定により独学受験が可能となりました)。

アロマテラピーインストラクターの資格情報はこちら


アロマセラピスト

トリートメントやコンサルテーションを含めたアロマテラピーを提供できる能力を認定する資格です。学科試験については認定スクールまたは独学での受験が可能ですが、実技試験については認定スクールでのカリキュラム履修が必須となります。プロのアロマセラピストとして活躍したい方におすすめの資格です。

アロマセラピストの資格情報はこちら


アロマハンドセラピスト

第三者にアロマハンドトリートメントを提供できる能力を認定する資格です。認定スクールで標準カリキュラムを修了することで取得できます。技術はもちろん、アロマテラピーを安全に行うための知識が必須となります。身の周りの方にアロマハンドトリートメントを行いたい方、ボランティアや地域活動でアロマハンドトリートメントを実践したい方に適しています。

アロマハンドセラピストの資格情報はこちら


環境カオリスタ検定

「アロマ・グリーン・エコ」をキーワードに、植物とその香りの恩恵について学び、身近にできるエコアクションを実践するための検定です。検定はインターネットから受験でき、合格すると「環境カオリスタ(=植物やその香りに親しみ、自然と環境を大切にする人)」として認定されます。検定合格者は提携のショップやハーブ園で割引やポイント付与などの特典が受けられます。

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記事執筆者・監修者プロフィール

藤井由香(ふじいゆか)
日本アロママイスタースクール 講師 / CIDESCO国際ライセンス保持者

ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。

専門分野

  • アロマテラピー・アロママッサージ技術指導
  • エステティック技術全般
  • ボディ・フェイシャルトリートメント
  • 国際基準に基づく施術指導

保有資格