セラピストとは、心身に不調のある人々に対して、癒しを提供する専門職です。リラクゼーション・医療・心理系などの分野に分かれ、必要な資格がそれぞれ異なります。医療行為には国家資格が必須ですが、リラクゼーション分野であれば、未経験者でも比較的始めやすいのが特徴です。
本記事では、セラピストの仕事内容や年収、国家資格/民間資格の違いや費用、選び方まで、スクールスタッフが分かりやすく解説します。
資格が必須となるのは、医療行為を含む施術を行う場合です。鍼灸師・理学療法士・あん摩マッサージ指圧師などの医療系セラピストは、すべて国家資格が必要です。
一方、リラクゼーションに目的を限定したセラピストであれば、資格は必須ではありません。ただし、専門性を証明できる資格があると、お客様に安心感を提供できるほか、就職や独立開業の際にも役立ちます。そのため、多くのセラピストが、民間資格を取得して活動しています。
セラピストの国家資格と民間資格の違いを整理すると、次のようになります。
| 対象 | 主な職種 | 活動できる範囲 | 学習期間 | 学費 | 法律上の位置づけ |
|---|---|---|---|---|---|
| 国家資格が必須 | あん摩マッサージ指圧師、鍼灸師、理学療法士 など | 治療・医療行為(医療保険適用可) | 3〜4年(大学・専門学校) | 300万〜600万円 | 医療機関・介護施設 |
| 民間資格で可能 | アロマセラピスト、整体師、リフレクソロジスト など | リラクゼーションを目的とした施術(医療保険適用外) | 数日〜6ヶ月程度 | 1万〜50万円 | リラクゼーションサロン、スパ施設 |
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未経験から始めるなら、民間資格を活用してリラクゼーション分野から着実に経験を積む方法が、もっとも取り組みやすいと言えます。医療系の国家資格は専門学校・大学での長期学習と高額な学費が必要ですが、民間資格は比較的短期間・低コストで、仕事や家庭との両立もしやすいのが特長です。
具体的な学び方は、 働きながら資格を取るコツ と 費用の目安も合わせてご覧ください。
セラピストに必要な資格とは、お客様にご満足いただける実践的な技術が身につく資格であると、私達は考えています。
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リラクゼーションセラピストとは、心身のリラクゼーションを目的とした施術を行うセラピストです。勤務形態や働く場所の選択肢が幅広く、施術件数や指名件数に応じて年収が増える傾向にあります。資格はすべて民間資格です。
ここからは、リラクゼーションセラピストの代表的な職種とその仕事内容、年収目安、主な資格をご紹介します。
アロマオイル(精油)を使った施術(マッサージ)でお客様のストレス軽減、免疫力向上を図ります。施術前のカウンセリングでは、お客様からご希望を伺いますが、中にはお客様ご自身が気づいていない不調もあります。清掃や会計などの事務作業を行う場合もあります。詳細はアロマセラピストとは?仕事内容、年収、将来性を徹底解説をご覧ください。
リラクゼーションサロン、スパ施設
約300万〜500万円
AEAJ認定アロマセラピスト
IFA国際アロマセラピストなど
詳細はアロマ資格どれがいい?費用・目的別の選び方・活かせる仕事ガイドをご覧ください。
▶ 関連記事:アロママッサージ資格(実技系アロマセラピスト資格)一覧
医療・福祉分野で精油を用いたケア
メディカルアロマは、アロマテラピーの一種であり、特に医療的な視点から精油の効果や活用法を研究・実践します。自然の力を利用して自己治癒力を高めることを目的としており、多岐にわたる効果が期待できます。医療機関、介護施設、研究機関
約300万〜500万円
NARD JAPAN認定アロマ・アドバイザー
日本メディカルアロマテラピー協会(JMAA)認定資格
詳細はメディカルアロマとは?資格の種類や仕事内容・給料・将来性も紹介をご覧ください。
マッサージでリンパの流れを整え、老廃物排出(デトックス)を促し、美容や健康をサポートします。
詳細はアロママッサージとリンパマッサージの違いとは?をご覧ください。
リラクゼーションサロン、美容施設
約250万〜500万円
IBCA認定 アロマリンパセラピスト
インターナショナル美容鍼灸協会オリエンタルリンパドレナージュ など
詳細は【最新版】リンパマッサージ資格おすすめ16選|通信・通学・医療系も網羅!をご覧ください。
足裏・手・耳などの“反射区”というポイントを刺激することで、内臓の機能改善や血行促進、疲労回復を図ります。
リラクゼーションサロン、スパ施設、介護施設
約250万〜500万円
JREC認定リフレクソロジスト資格
日本能力開発推進協会(JADP)認定リフレクソロジスト資格 など
詳細はリフレクソロジー資格取得ガイド【資格種類・仕事内容・年収・将来性】をご覧ください。
美肌ケアや痩身、脱毛などの美容ケアを中心に、お客様の要望や悩みに応じた施術を行います。施術内容は大きく分けて、フェイシャルエステ、ボディエステ、そしてリラクゼーションエステの3つのカテゴリーに分かれます。
エステサロン、ホテルスパ
約300万〜500万円
CIDESCO(国際ライセンス)
資格エステティックグランプリ など
詳細はエステティシャンは資格なしでもOK?仕事内容・資格取得方法・年収・将来性を紹介をご覧ください。
手の筋肉やツボをやさしく刺激することで、血行促進と疲労回復を図ります。
サロン、介護施設、医療・福祉現場
約200万〜450万円
日本ハンドリフレクソロジー協会認定資格
JAAハンドトリートメント検定 など
詳細はハンドマッサージ資格の取得方法とおすすめの資格を10点紹介をご覧ください。
骨格・筋肉・関節を調整し、姿勢改善を改善する手技療法です。施術方法は流派によってさまざまで、マッサージを取り入れる場合もあります。
整体院、サロン、スポーツジム
約300万〜600万円
日本能力開発推進協会(JADP)
国際ホリスティックセラピー協会(IHTA) など
詳細は整体師に資格は必要?取得方法・国家資格との違い・年収を解説をご覧ください。
手技で背骨や骨盤のゆがみを調整し、神経の働きを正常化することで身体の不調を改善します。カイロプラクティックはアメリカ発祥(19世紀)の療法で、解剖学的な知識を重視します。
カイロ院、クリニック、スポーツ施設
約300万〜600万円
日本カイロプラクティック医学協会(JACM)認定資格
日本カイロプラクティック登録機構(JCR)認定資格 など
詳細はカイロプラクティック資格とは?仕事内容・年収・将来性と資格取得方法
ヘッドスパは、頭皮や首筋の筋肉をマッサージすることで、血行促進・ストレス軽減・頭皮の健康を促進します。ウェットヘッドスパ(髪を濡らす施術)は美容師免許(国家資格)が必須ですが、ドライヘッドスパであれば必要ありません。
ドライヘッドスパ専門店、リラクゼーションサロン、ホテルや温浴施設内のスパ、整体・もみほぐし系サロン(出張・イベント対応を含む)。
約300万〜600万円前後
一般社団法人ドライヘッドスパ協会ヘッドマイスター
一般社団法人日本ヘッドセラピスト認定資格
日本ヘッドセラピスト協会ヘッドセラピスト検定(2級・1級)
詳細はヘッドスパ・ドライヘッドスパ資格おすすめ一覧をご覧ください。
さらに詳しく知りたい方は、関連記事:リラクゼーションセラピストのおすすめ資格一覧!職種別に徹底解説を覧ください。
医療系セラピストとは、医師の指示のもと、患者の身体の不調を改善したり、機能回復をサポートしたりする専門職です。
国家資格取得が必須(※厚生労働省の認定教育機関で3〜6年の学習および200万〜600万円程度の費用が必要)ですが、医療保険を適用した施術が可能となります。
▶ 参考:厚生労働省 国家試験情報
ここからは、医療系セラピストの代表的な資格とその仕事内容、年収目安をまとめます。
指圧・マッサージによる血行促進と筋肉緊張の緩和
病院、訪問施術、介護施設、サロン
約300万〜600万円
詳細はあん摩マッサージ指圧師になるには?資格取得方法・仕事内容・年収・将来性について解説をご覧ください。
▶ 参考:あん摩マッサージ指圧師 職業情報提供サイト(job tag)
鍼・灸による経絡刺激と自然治癒力の活性化
鍼灸院、病院、介護施設、スポーツ現場
約300万〜600万円
詳細は鍼灸師(はり師・きゅう師)になるには?資格取得方法・仕事内容・年収・将来性についての解説をご覧ください。
▶ 参考:はり師・きゅう師 職業情報提供サイト(job tag)
手技による骨・関節の整復(外傷中心)
整骨院、スポーツ施設、病院
約350万〜600万円
詳細は柔道整復師になるには?資格取得方法・仕事内容・年収・将来性についての解説をご覧ください。
▶ 参考:柔道整復師 職業情報提供サイト(job tag)
運動療法・物理療法による身体機能の回復支援
病院、介護施設、リハビリ施設
約350万〜600万円
詳細は理学療法士になるには?資格取得方法・仕事内容・年収・将来性についての解説をご覧ください。
▶ 参考:理学療法士 職業情報提供サイト(job tag)
生活動作訓練や社会参加支援を通じたリハビリ
医療・介護・障害者支援施設、在宅医療
約350万〜600万円
詳細は作業療法士になるには?資格取得方法・仕事内容・年収・将来性についての解説をご覧ください。
▶ 参考:作業療法士 職業情報提供サイト(job tag)
さらに詳しく知りたい方は、関連記事:国家資格が必要な、医療系セラピスト職種を徹底解説をご覧ください。
心理系セラピストとは、うつ病や不安障害、対人関係などの心の問題を抱える人々に対して、カウンセリングや心理療法を通じて支援を行う専門職です。心理系セラピストの資格は、他の資格と組み合わせて取得することも非常に有効です。
実務現場では「+心理」の知識・スキルがあることで、対応の幅が広がり、信頼性やサービスの質が高まるケースが多く見られます。例えば、
✔ エステティシャンが「心理カウンセリング資格」を併用 →「肌だけでなく心も整えるカウンセリング付きフェイシャル」に
✔ セラピストが「メンタル心理セラピスト」などの民間資格を保有 →「癒し+カウンセリング」の安心感
オンライン取得・通信講座も多く、「働きながら学べる」「開業時の信頼性向上」などもメリットです。
ここからは、心理系セラピストの代表的な資格とその仕事内容、年収目安をまとめます。
医療・教育・福祉・司法・産業分野でカウンセリングや心理療法を提供
医療機関、学校、企業、福祉施設、司法分野
約350万〜700万円
詳細は公認心理師になるには?資格取得の方法・仕事内容・年収の解説をご覧ください。
心理療法やカウンセリングを実施し、心の健康を支援
病院、教育機関、福祉施設、企業など
約350万〜700万円
日常的な心理的悩みへのカウンセリングと支援
企業、学校、福祉施設、クリニック、在宅など
約300万〜600万円(経験により変動)
詳細は心理カウンセラーになるためには?必要な資格の種類や仕事内容の徹底解説をご覧ください。
セラピストの仕事は、リラクゼーション系・医療系・心理系だけではありません。
実は、アートや音楽、食事、動物など、身近な分野にもセラピスト職種があります。その代表的な職種と仕事内容・年収の目安・主な資格を以下にまとめます。
さらに詳しく知りたい方は、関連記事:注目の“癒し系”セラピスト資格6選をご覧ください。
絵画・造形を通じて感情表現と心のケアを支援
アートセラピスト資格(日本臨床芸術学会)
臨床美術士(日本臨床美術協会)など
約300万〜500万円
音楽を用いて感情の安定やストレス軽減を図る
音楽療法士(日本音楽療法学会)
臨床音楽士(臨床音楽協会)など
約300万〜500万円
動物との触れ合いで精神的サポートや癒しを提供
アニマルセラピスト(日本アニマルセラピー協会)
動物介在セラピスト(アニマルセラピーこころサポート協会)など
約300万〜500万円
キャリアの悩みや自己実現に向けたカウンセリング
キャリアコンサルタント(国家資格)
キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)など
約300万〜600万円
遊びを通じて子どもの感情表現と心理支援を行う
認定プレイセラピスト (CPT™) (東京プレイセラピーセンター)
APT登録プレイセラピスト(日本プレイセラピー協会)など
約300万〜500万円
食事や栄養指導で心身の健康維持をサポート
管理栄養士(国家資格)
食生活アドバイザー®(FLAネットワーク®協会)など
約300万〜600万円
セラピスト資格を選ぶ際には、資格取得の目的と、「どれくらいの期間・費用をかけられるか」を整理することがポイントです。
ここでは、ライフスタイルや目的に応じて、自分に合ったセラピスト資格を見つけるためのヒントをご紹介します。
✅おすすめ資格:アロマセラピスト、リンパセラピスト、整体師(民間資格)
✅理由:短期間で取得でき、扶養内やパートでの勤務、自宅サロン開業にも対応しやすい
✅働き方:近隣のリラクゼーションサロン、自宅サロン、家族へのケアなど
✅おすすめ資格:リフレクソロジスト、アロマセラピスト(民間資格)
✅理由:週末や夜間に学べる/本業との両立がしやすい/低コストで始められる
✅働き方:訪問施術、週末限定サロン、レンタルスペースでの活動など
✅おすすめ資格:アロマセラピスト、整体師(民間資格)+経営スキル講座
✅理由:技術だけでなく集客・経営知識が学べる講座を選ぶと、独立開業がスムーズ
✅働き方:個人サロン開業、出張施術、オンライン予約制サービスなど
✅おすすめ資格:アロマテラピー検定(AEAJ認定)
✅理由:市販のテキストを使って独学が可能。通信講座よりさらに費用を抑えて資格取得を目指せる。
✅働き方:趣味やセルフケア/就職・転職のきっかけづくり
▶独学で「アロマテラピー検定」を目指したい方はこちら:独学でアロマ資格を取得する方法!
▶当スクールおすすめ講座はこちら:アロマ心理カウンセラー通信講座
✅おすすめ資格:理学療法士、作業療法士、鍼灸師(国家資格)
✅理由:医療保険が使える職種であり、病院や介護施設での需要が安定している
✅働き方:フルタイム勤務(医療・福祉施設)/訪問リハビリ・スポーツ現場など
セラピストとして独立開業し、サロンを長期的に運営するには、経営や集客に関する知識も必要です。また、資格取得後もスキルアップおよびサービス向上に取り組む必要があります。
✅おすすめ資格:アロマセラピスト、リンパセラピスト、整体師(民間資格)、鍼灸師(国家資格)
✅ポイント:経営・集客の知識も必要
✅メリット:自由な働き方が可能、収入の上限がない
企業や病院、福祉施設などで働くと、安定した収入を得やすくなります。企業で従業員のメンタルヘルスケアやカウンセリングを行いたい場合には、公認心理師や臨床心理士など、心理系の資格が役立ちます。
✅おすすめ資格:理学療法士、作業療法士、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師(国家資格)、公認心理師(国家資格)
✅メリット:安定した収入・福利厚生、専門的な知識を活かせる
✅デメリット:資格取得に時間と費用がかかる
フリーランスとして柔軟に活動したい場合、独自のサービスを提供できる資格を選ぶことが大切です。
例えば、アロマセラピストやリフレクソロジスト、心理カウンセラーなどの民間資格を取得することで、個人のニーズに合わせたサービスを提供しやすくなります。また、継続的なスキルアップと人脈づくりも重要なポイントです。
✅おすすめ資格:アロマセラピスト、リフレクソロジスト、心理カウンセラー(いずれも民間資格)
✅ポイント:集客スキル、人脈が重要
✅メリット:働く時間・場所を自由に選べる
セラピストとして成功するには、実技(実践)と理論(知識)の両方が欠かせません。
医療系資格では、解剖学・生理学などの基礎理論を学びながら、現場での実習を通じて応用力を養うことが求められます。
リラクゼーションセラピストでも、すぐに現場で活躍したいなら、実技重視の資格がおすすめです。一方で、長期的なキャリアアップを目指すなら、十分な理論の学習も必要です。
セラピスト資格の取得費用は、取得する資格の種類(国家資格・民間資格)や学習方法(通学・通信)によって大きく異なります。
医療系セラピスト資格(理学療法士、作業療法士、鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師など)は、厚生労働省認可の大学や専門学校での学習が必須です。
✅理学療法士・作業療法士(3年制専門学校):400万円〜500万円(出典:多摩リハビリテーション学院)
✅理学療法士/作業療法士(4年制私立大学):550〜600万円(出典:平成リハビリテーション専門学校)
✅鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師(3年制専門学校):約300〜500万円(出典:全国柔整鍼灸協同組)
民間資格は、通信講座なら数万円、通学や実技付きなら数十万円が一般的です。
✅アロマセラピスト(通信):45,000〜70,000円(JADPアロマトリートメントアドバイザー)
(出典:学研リスキル)
✅アロマセラピスト(通学+実技):約420,750円(AEAJ認定コース)
(出典:ロメオブルー)
✅リンパセラピスト(通学):10万円(趣味レベル)〜40万円(開業を目指す本格講座)
✅整体師(通学):20万円〜50万円(全国整体療法協同組合加盟校平均)
✅心理カウンセラー(通信):10万円〜40万円(JADP・メンタルケア学術学会など)
資格取得後も、更新手数料や追加の学習費用が必要になる場合もあります。
開業を考えている場合、店舗の賃貸料、備品の購入費、広告費なども考慮する必要があります。
✅年会費:5,000円〜20,000円/年(協会による)
✅研修・セミナー受講料:5,000円〜30,000円/回程度
✅資格更新手数料:1万〜5万円/1〜数年ごと(団体による)
✅開業資金(任意):50万〜200万円以上
更新の必要のない資格であっても、お客様に信頼されるセラピストであり続けるためには、資格取得後も最新の技術やトレンドを学び続けることが重要です。
働きながらセラピスト資格を取得することで、収入を維持しながらキャリアの幅を広げることができます。
▶ 関連記事:働きながらマッサージ資格を取得する方法
成功者の体験談から、働きながら資格取得するコツは、計画的な学習(スキマ時間を活用)と、モチベーションを保つ工夫(目標設定・進捗記録・家族や仲間との情報共有)であることが分かります。
通信講座(在宅学習)はスマホやパソコンを使って動画やテキストで学習します。
自分のペースで学習しやすいですが、自己管理と実技の習得には工夫が必要です。
✔ 特徴:自分のペースで進められる/通学不要/料金が比較的安価(約1~10万円)
✔ 注意点:実技指導があるかどうかを事前にチェックしましょう。
当スクール通信講座では、実技解説などの無料セミナーも多数ご用意しています。
通学講座では、講師の直接指導が受けられるのがメリットです。実技をしっかり学びたい方におすすめです。
夜間や土日クラス、短期集中コースなど、多様なスケジュールに対応したスクールも増えています。
✔ 特徴:対面で技術を学べる/講師から直接指導が受けられる
✔ 注意点:通学時間・交通費がかかる/開講エリアが限定される
なお、当スクールの通学講座は選択授業制で、ご都合に合わせた受講が可能です。
当スクール説明会(通学講座)のご案内
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資格のこと・就職のこと・開業のことなど、何でもお気軽にご相談ください。あなたの将来を一緒に考えさせていただきます!
セラピストを目指すには、自分に合った分野を選び、必要な資格を取得し、実践を重ねることが大切です。ここでは、資格取得までの一般的な流れをご紹介します。
リラクゼーション、心理系、医療系、美容系など、セラピストの分野は多岐にわたります。まずは自分の興味や目指したい働き方を明確にしましょう。
国家資格が必要か、民間資格で始められるかを確認します。取得までにかかる時間や費用、学び方(通信・通学)を比較検討することが大切です。
通信講座なら自分のペースで学べ、通学講座なら講師の指導を直接受けられます。当スクールでは、どちらの形式にも対応しています。
受講した講座の修了後、認定試験や国家試験に合格すると資格取得となります。民間資格の場合は短期間で取得できるものもあります。
サロンや医療・介護施設などで実務経験を積みましょう。当スクールでは、開業や就職サポートも行っており、安心して現場デビューができます。
サロンで働くセラピストは、施術だけでなく、受付やカウンセリング、清掃など、さまざまな業務を担当します。
ここでは、リラクゼーションサロン「Bodysh(ボディッシュ)」のアロマセラピストの1日の流れと仕事内容をご紹介します。
▶ 関連記事:アロマセラピストとはどんな仕事?きついの?辞めたいと思った際の対処法も紹介【Bodysh現役セラピストが解説】
・サロンの清掃、施術ルームの準備
・使用するアロマオイルやタオルの確認
・予約のお客様を迎え、カウンセリング
・個々のニーズに合わせた施術を提供
・予約管理や在庫チェック
・次の施術に向けた準備
・施術終了後、お客様へのアフターケアアドバイス
・次回の予約や商品の案内
・施術ルームの片付けと消毒
・スタッフミーティングで業務の振り返り
施術の効果を最大限に高めるためには、お客様の体調や悩みを把握することが重要です。
例えば、以下の点をヒアリングして最適な施術を提案します。施術中も、お客様の反応を見ながら施術方法を調整します。
肩こりや腰痛、冷え性など、お客様の症状を把握
仕事や生活習慣の影響をヒアリング
安全な施術を行うために事前確認
現代社会では、多くの人がストレスや心身の不調を抱えています。
厚生労働省の調査によると、仕事や生活において「強いストレスを感じている」と答えた人は、実に半数を超えています。
▶ 参考資料:厚生労働省「労働安全衛生調査(実態調査)
うつ病や不安障害などの精神疾患を抱える人も年々増加傾向にあり、メンタルケアの必要性もはかつてないほど高まっています。
さらに、コロナ禍以降、「未病」や「予防医学」への関心が一気に広まり、セルフケアや自然療法の市場も大きく成長しています。
▶ 参考記事:富士経済「セルフヘルスケア関連市場調査」
そんな時に必要とされるのが、心と体のバランスを整える“癒やしのプロ”です。
セラピスト資格は、そのようなニーズに応えられる「信頼の証」として、医療・福祉・美容・教育などさまざまな現場で活用の幅が広がっています。
AIやデジタル化が進む一方で、人とのふれあいや共感・寄り添いといった“人間らしさ”が求められる仕事は、今後もなくなることはありません。セラピストの仕事は、「人にしかできない価値」を持ち続ける職業です。そのため、将来にわたってAIに代替されにくいという特長があります。
実際に、自分の施術でお客様の笑顔や「ありがとう」を直接受け取れる――。そうした“人の役に立てる実感”を得られることも、セラピストの仕事の大きな魅力です。
セラピスト資格は、働き方の自由度が高く、年齢やライフステージに左右されにくいのも魅力です。自分のペースで働きたい方、地域や家庭と両立したい方にも選ばれています。
また、セラピストとしてのスキルは、以下のように他職種とも相性が良く、汎用性があります。
✅美容師・エステティシャン → 施術の幅が広がり、より総合的なサービスが可能に◎
✅介護職 → 高齢者へのケアに活用できる
✅看護師・保育士などケア業務に関わる職種 → 心身両面からのアプローチができる
もちろん、家族へのケアや、自分自身のセルフケアにも応用できるため、「資格を取ったその日から役立つ」こともメリットです。
▶ 関連記事:セラピストはやめとけ?目指す前に知っておきたい現実と成功の秘訣
当スクールでは、これまで3,000名以上の卒業生(通信講座を除く通学講座)を輩出してきました。多くの卒業生がサロン勤務や独立開業など、それぞれのステージで活躍しています。未経験からでも大丈夫。あなたのペースで、一歩ずつ学びを始めてみませんか?
▶ はじめは誰もが未経験!夢を叶えた卒業生の声
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資格のこと・就職のこと・開業のことなど、何でもお気軽にご相談ください。あなたの将来を一緒に考えさせていただきます!
セラピストとは、心身の不調や悩みに対して専門知識と技術でケアを行う職業の総称です。主にリラクゼーション系・医療系・心理系の3つに分かれます。
医療行為に該当する施術は国家資格が必要です。一方、リラクゼーション分野は民間資格中心で、教育を受けてから就業するのが一般的です。
はい、未経験からでも目指せます。特にリラクゼーション系の資格は初心者向け講座が多く、働きながらでも学びやすいです。当スクールでは基礎から学べる講座に加え、就職や開業支援も行っています。
はい。通信講座や夜間・週末の通学講座を活用することで、働きながらでもセラピスト資格を取得できます。実際に、当スクールでは多くの受講生が働きながら資格取得に成功しています。
人と接することが好きで、自然な笑顔が出せる方に向いています。さらに技術や接客スキルを磨く意欲がある方は、長く活躍できる傾向があります。
セラピストは心身のリラクゼーションやケアを行う専門職です。整体師は骨格や筋肉を整える手技が中心で、身体のバランス調整を目的とします。カウンセラーは会話による心理的サポートが専門で、施術は行いません。目的や方法が異なります。
国家資格は3〜4年の専門教育と国家試験合格が必要です。民間資格は数ヶ月の受講で取得できるものもあり、働きながら学ぶ方にも適しています。
民間の通信講座は3〜10万円程度で取得可能なものがあります。一方、国家資格は専門学校や大学での学費が数百万円かかるのが一般的です。
サロン勤務では年収250万〜500万円(月収20万〜40万円)が目安です。独立開業すれば年収600万円(月収50万円)以上も可能です。
①目的整理 → ②分野選択 → ③講座受講(通信+通学) → ④資格取得 → ⑤現場経験の獲得 → ⑥就職/開業準備、の流れが基本です。
ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。
日本アロママイスタースクールでは、オンラインで無料セミナーを実施しております!スクールで学ぶ前・学んでいる時・卒業した後、いつでも「開業」「就職」「資格取得」のことを聞ける環境が整っております!
セミナーに参加された方には、個別相談会やスクール受講割引クーポンなどオトクな情報をお届けしております!
当スクール通学講座に興味がある方、是非ご参加ください。説明会では資格取得・就職・独立開業などについて、詳細をご説明させていただきます。
ご参加いただいた方には、お好きなアロマ精油1本・キャリアオイル1本をプレゼントいたします。
※アロマ精油は、15種類の中からお選びいただけます。
日本アロママイスタースクールでは、オンライン無料説明会を実施しております!オンライン無料説明会は、スマートフォンがあれば、どなたでもご参加いただけます。アプリのダウンロードなどは必要ありません。当スクールについて詳しく紹介させていただきながら、ご質問にお答えさせていただきます。
セラピストとは?仕事内容・資格の種類・未経験からなるには
リラクゼーションサロンで働くセラピストの仕事内容
リラクゼーションセラピストの資格一覧
国家資格が必要な、医療系セラピスト職種一覧
リラクゼーション・医療・心理以外の資格一覧
セラピストのスクール・講座を選ぶために大切なこと
心理カウンセラーの資格取得方法
公認心理師の資格取得方法
臨床心理士の資格取得方法
アロマ資格・アロマテラピー資格おすすめ一覧
マッサージに資格は必要?国家資格・民間資格一覧
リンパマッサージ資格一覧
アロママッサージ資格一覧
整体師の資格取得方法
カイロプラクティックの資格取得方法
エステティシャンの資格取得方法
リフレクソロジー資格の種類・費用・取得までのステップ
働きながらマッサージ資格を取得する方法