注目の“癒し系”のお仕事6選!リラクゼーション・医療・心理以外の資格を解説

日本アロママイスタースクール

注目の“癒し系”のお仕事6選!リラクゼーション・医療・心理以外の資格を解説

注目の“癒し系”のお仕事6選!リラクゼーション・医療・心理以外の資格を解説

“人を癒す”お仕事といえば、リラクゼーション・医療・心理系のセラピストがよく知られていますが、近年は音楽・アート・動物などを活かした“その他のセラピスト職種”も注目を集めています。
このページでは、アートセラピスト・ミュージックセラピスト・アニマルセラピストなど7つの職種を取り上げ、仕事内容・年収・将来性までわかりやすく解説します。自分に合った“癒しの仕事”を見つけたい方におすすめです。

セラピストの全体像や、資格の必要性については以下のページをご覧ください。
セラピストとは?仕事内容・資格の種類・未経験からなるには

注目の“人を癒す”お仕事6選

“人を癒す”セラピストの仕事は、リラクゼーション系・医療系・心理系だけではありません。
実は、アートや音楽、食事、動物など、身近な分野にもセラピスト職種があります。それぞれの仕事内容・資格・年収の目安を表にまとめます。

職種 主な仕事内容 資格の種類 年収目安
アートセラピスト 絵画・造形を通じて感情表現と心のケアを支援 民間資格(日本臨床芸術学会ほか) 300万〜500万円
ミュージックセラピスト 音楽を用いて感情の安定やストレス軽減を図る 民間資格(日本音楽療法学会など) 300万〜500万円
アニマルセラピスト 動物との触れ合いで精神的サポートや癒しを提供 民間資格(日本アニマルセラピー協会など) 300万〜500万円
キャリアセラピスト キャリアの悩みや自己実現に向けたカウンセリング 国家資格(キャリアコンサルタント)+民間資格 300万〜600万円
プレイセラピスト 遊びを通じて子どもの感情表現と心理支援を行う 民間資格(認定プレイセラピストなど) 300万〜500万円
フードセラピスト 食事や栄養指導で心身の健康維持をサポート 国家資格(管理栄養士など)+民間資格 300万〜600万円

リラクゼーションセラピストの仕事内容と資格については、こちらで詳しく解説しています。
リラクゼーションセラピストのおすすめ資格一覧!職種別に徹底解説

医療系セラピストの仕事内容と資格については、こちらで詳しく解説しています。
医療系セラピスト資格を比較解説!国家資格と民間資格の違いも紹介

心理カウンセラーの仕事内容と資格については、こちらで詳しく解説しています。
心理系セラピストの資格とは?臨床心理士や公認心理師などを解説

関連記事:▶ セラピストとは?仕事内容・将来性・未経験からなるには

アートセラピスト

アートセラピストの仕事内容

アートセラピストとは、絵や工作などの創作活動を通じて、心のケアを行う専門職です。言葉では表現しにくい感情やストレスを、描く・作るといった行為によって解放し、自己理解や心の安定につなげます。医療・福祉・教育などの現場で、子どもから高齢者まで幅広い層のサポートに活かされています。

アートセラピストになるには(資格取得方法)

アートセラピストになるには、アートの基礎に加えて、心理学やカウンセリングの知識が必要です。大学や通信講座で学ぶ人も多く、心理系セラピストやカウンセラー資格と併用することで活動の幅が広がります。
日本では、以下のような民間資格があります。

✅アートセラピスト資格(日本臨床芸術学会)
▶ 公式ホームページ:日本臨床芸術学会

✅臨床美術士(日本臨床美術協会)
▶ 公式ホームページ:日本臨床芸術協会

アートセラピストの年収と将来性

アートセラピストの年収は、勤務形態や経験、活動場所によって異なりますが、一般的には300万円〜500万円程度が相場です。
✔ 病院、リハビリ施設勤務:年収 300万〜450万円
✔ 学校、福祉施設勤務:年収 350万〜500万円
✔ フリーランス(独立開業):セッション数・料金設定によって高収入も可能

近年はストレス社会の影響でメンタルケアの重要性が高まり、心を癒すアプローチとしてアートセラピーへの注目も上昇中。特に、学校教育や高齢者支援、発達支援などでの活用が進んでおり、今後のニーズも拡大が期待されています。

ミュージックセラピスト(音楽療法士)

ミュージックセラピストの仕事内容

ミュージックセラピスト(音楽療法士)とは、音楽を使って心と体を整える専門職です。リズムやメロディを活用し、不安・ストレスの緩和や感情の安定、自己表現の支援を行います。特に、認知症や自閉症、うつなどで言葉による表現が難しい方へのケアに効果があるとされ、医療や福祉の現場でのニーズが高まっています。

ミュージックセラピストになるには(資格取得方法)

日本では国家資格はなく、民間資格を通じて専門知識を学ぶのが一般的です。大学や専門機関、通信講座で学べるプログラムもあります。音楽スキルだけでなく、心理・医療の基礎知識や実践経験も重視されます。
日本では、以下のような資格があります。

✅音楽療法士(日本音楽療法学会):日本国内で最も一般的な資格
▶ 公式ホームページ:日本音楽療法学会

✅臨床音楽士(臨床音楽協会):医療・福祉分野で活躍できる資格
▶ 公式ホームページ:臨床音楽協会認定

ミュージックセラピストの年収と将来性

ミュージックセラピストの年収の目安は300万〜500万円程度です。
✔ 病院・福祉施設勤務:年収 300万〜450万円
✔ 学校、特別支援施設勤務:年収 350万〜500万円
✔ フリーランス(音楽療法スタジオ開業・出張セラピー):セッション数・料金設定によって高収入も可能

音楽を通じた治療やリハビリテーションの効果が科学的にも注目されています。特に、高齢者支援や心のケアが求められる現場での活躍が期待されます。

アニマルセラピスト

アニマルセラピストの仕事内容

アニマルセラピストとは、動物とふれ合うことで人の心と体を癒すセラピストです。「アニマルセラピー(動物介在療法)」と呼ばれるこの療法は、リハビリ・高齢者ケア・メンタルヘルス支援の現場で活用されています。孤独感の軽減、ストレス緩和、身体機能の回復などに効果があるとされ、医療・福祉・教育現場で注目が高まっています。
<具体的な業務内容>
✔ クライアントに適した動物を選び、動物との触れ合いを通じたセラピーを提供
✔ 犬や猫、馬などの動物のトレーニングを行い、セラピー動物として適切に管理
✔ クライアントの心身の変化を観察し、セッションの効果を記録

アニマルセラピストになるには(資格取得方法)

アニマルセラピストになるために、特定の国家資格は必要ありませんが、動物や心理学に関する知識を習得するために、以下のような民間資格があります。

✅アニマルセラピスト(日本アニマルセラピー協会)
▶ 公式ホームページ:日本アニマルセラピー協会

✅動物介在セラピスト(アニマルセラピーこころサポート協会)
▶ 公式ホームページ:アニマルセラピーこころサポート協会

✅愛玩動物飼養管理士(日本愛玩動物協会)
▶ 公式ホームページ:日本愛玩動物協会

アニマルセラピストの年収と将来性

アニマルセラピストの年収は300万〜500万円程度が目安で、勤務形態により変動します。
✔ 病院・福祉施設勤務:年収 300万〜450万円
✔ 学校、特別支援施設勤務:年収 350万〜500万円
✔ フリーランス(個人開業・出張セラピー):セッション数、料金設定によって高収入も可能

高齢化社会・ストレス社会における「癒し」と「ケア」のニーズ増加により、今後も需要は拡大が見込まれます。特に、精神的なつながりや安心感を重視する福祉施設・医療現場では、アニマルセラピストの存在価値が高まっています。

キャリアセラピスト

キャリアセラピストの仕事内容

キャリアセラピストとは、クライアントのキャリアに関する悩みを解決し、自己実現を達成するためのサポートを行う専門家です。
適性診断やキャリア設計だけでなく、働くことへのモチベーション向上やストレスケアも、キャリアセラピストの重要な役割です。

キャリアセラピストになるには(資格取得方法)

キャリアセラピストになるために、特定の資格は必要ありませんが、キャリア支援の専門知識に加え、カウンセリングのスキルも求められます。
日本では、以下のような資格があります。

✅キャリアコンサルタント(国家資格)
▶ 参考:キャリアカウンセラー/キャリアコンサルタント 職業情報提供サイト(job tag)

✅キャリア・デベロップメント・アドバイザー(CDA)(日本キャリア開発協会(JCDA))
▶ 公式ホームページ:日本キャリア開発協会(JCDA)

✅GCDF-Japanキャリアカウンセラー(キャリアカウンセリング協会)
▶ 公式ホームページ:キャリアカウンセリング協会

キャリアセラピストの年収と将来性

キャリアセラピストの年収は、企業や大学、公共機関で働く場合、年収300万円~600万円程度が一般的です。
フリーランスのキャリアセラピストの場合、1回のカウンセリング料金は5,000円~15,000円程度が相場です。セッション数やクライアントの数が増えると年収も上がります。企業向けのキャリア研修や講座を実施することで、さらに高い報酬を得ることもできます。

近年、転職市場の活性化や働き方の多様化により、キャリアセラピストの活躍の場は拡大しています。
特に、企業内でのキャリア開発支援やメンタルサポートが広く求められるようになっています。
また、リモートワークの普及により、仕事の進め方やキャリアパスの考え方が変わり、新しい働き方に適応するための支援が求められています。

プレイセラピスト

プレイセラピストの仕事内容

プレイセラピストとは、遊びを通して子どもの心をケアする専門職です。自由な遊びを通じて、子どもが自分の気持ちや不安を表現できるようサポートし、心の成長や回復を助けます。特に、家庭環境の変化や心に傷を負った子ども、発達障害や情緒の問題を抱える子どもへの心理的支援に効果的です。
✔ 遊びを通じたカウンセリング:子どもが自由に遊びながら感情を表現できるようにする
✔ 子どもの行動や表現の分析:遊びの中に現れる感情や心理的なサインを読み取る
✔ 保護者、教育機関、医療機関との連携:子どもの心理状態について情報共有し、適切な支援を提案

プレイセラピストになるには(資格取得方法)

臨床経験のほか、心理学や教育学、カウンセリングの知識が求められます。以下のような民間資格・専門資格を取得することで、専門性を高めることができます。

✅認定プレイセラピスト (CPT™) (東京プレイセラピーセンター)
▶ 公式ホームページ:東京プレイセラピーセンター

✅APT登録プレイセラピスト(日本プレイセラピー協会)
▶ 公式ホームページ:日本プレイセラピー協会

✅公認心理師(国家資格)
▶ 参考:カウンセラー(医療福祉分野) 職業情報提供サイト(job tag)

✅臨床心理士(日本臨床心理士資格認定協会)
▶ 公式ホームページ:日本臨床心理士資格認定協会

✅発達心理学・児童心理学に関する資格(民間資格)

プレイセラピストの年収と将来性

プレイセラピストの年収は300万〜500万円程度が相場で、勤務形態によって異なります。
✔ 病院や福祉施設勤務:月給20万円~35万円(年収300万円~450万円)
✔ 学校や教育機関:教育現場での心理カウンセラー業務と兼務する場合が多く、年収400万円以上も可能
✔ 個人開業・フリーランス:クライアントの数やセッション料金によって収入が変動

子どものメンタルヘルスへの関心の高まりにより、プレイセラピストの需要は今後さらに拡大すると見込まれます。ストレスや不安、心の問題を抱える子どもが増える今、重要な役割を果たす職種です。

フードセラピスト

フードセラピストの仕事内容

フードセラピストとは、食事を通じて心と体の健康を整える専門職です。栄養バランスだけでなく、食材が心に与える影響や、ライフスタイル全体を見据えた食習慣の改善をサポートします。
食事が健康に与える影響は大きく、生活習慣病の予防・改善、ストレス緩和、免疫力向上、心の安定など、適切な食事を取ることで多くの健康効果が期待できます。

フードセラピストになるには(資格取得方法)

フードセラピストになるために、特定の資格は必要ありませんが、栄養学や健康管理に関する知識を深めるため、以下のような資格を取得することが望ましいです。

✅管理栄養士(国家資格):科学的根拠に基づいた栄養指導ができる資格で、医療・福祉分野で活躍可能。

✅栄養士(国家資格):基本的な栄養学の知識を学び、学校や介護施設、企業の社員食堂などで働くことができる。

✅食生活アドバイザー®(FLAネットワーク®協会):食生活を総合的に見直す幅広い見識を学ぶ。
▶ 公式ホームページ:FLAネットワーク®協会

✅健康食アドバイザー®(日本能力開発推進協会):生活習慣病の予防と改善のための知識を学ぶ。
▶ 公式ホームページ:日本能力開発推進協会

✅フードコーディネーター(日本フードコーディネーター協会):食のプロデュースやレシピ開発に関する知識を学ぶ。
▶ 公式ホームページ:日本フードコーディネーター協会

フードセラピストの年収と将来性

フードセラピストの年収は300万〜600万円前後が相場で、活動スタイルによって大きく変わります。
✔ 企業やクリニック勤務:月給20万~35万円(年収300万~500万円)
✔ スポーツ施設やフィットネス業界での活動:スポーツ栄養学を活かした指導で年収400万円以上も可能
✔ フリーランス、個人開業:食事指導、カウンセリング、セミナーの開催で、年収600万円以上を目指すことも可能

食と健康への関心が高まる中、予防医療やメンタルケアの観点からフードセラピストの役割は拡大中です。
また、美容・アンチエイジング分野でも、若々しさを維持するための食事指導が重視されています。

“人を癒す”お仕事に関するよくある質問【FAQ】

Q. “人を癒す”仕事にはどんな種類がありますか?

代表的なのはアロマセラピストやマッサージ師などのリラクゼーション系ですが、近年はアートや音楽、動物、食事を通じて心と体をケアする職業も注目されています。たとえば、アートセラピスト・ミュージックセラピスト・アニマルセラピスト・フードセラピストなど、多様な分野で“癒し”を届ける専門職があります。

Q. “癒しの仕事”に向いている人の特徴は?

人と関わることが好き、相手の気持ちに寄り添える、自分の得意分野(音楽・アート・ペット・食事など)を活かしたいと感じている人は、“癒しの仕事”に向いています。特別なスキルよりも、思いやりや観察力が重視される分野です。

Q. “癒す仕事”は医療や国家資格が必要ですか?

医療行為を伴う職業(看護師・臨床心理士など)には国家資格が必要ですが、この記事で紹介する“癒しを提供する職種”の多くは民間資格で始められます。資格があると信頼性が高まり、活動の幅も広がります。

Q. 人を癒す仕事は収入が少ないと聞きますが、本当ですか?

働き方によって収入はさまざまです。福祉施設や教育現場での勤務は年収300~500万円が目安ですが、スキルを活かして講師業・開業・イベント開催などで活躍する人も多く、年収600万円以上を目指すことも可能です。

Q. 未経験・無資格でも“癒す仕事”を始められますか?

はい、未経験からでも始められる職種が多く、通信講座や短期講座を利用してスキルを習得できます。まずは「資格を取ってみる」ことが、自信や一歩を踏み出すきっかけになるでしょう。

Q. “癒しの仕事”を副業やライフワークとしてやっている人もいますか?

はい、平日は会社員、週末はアートセラピストやアニマルセラピストとして活動するなど、ライフスタイルに合わせた働き方が可能です。オンラインセッションやイベント出展など、自由な形で活躍する人も増えています。

記事執筆者・監修者プロフィール

藤井由香(ふじいゆか)
日本アロママイスタースクール 講師 / CIDESCO国際ライセンス保持者

ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。

専門分野

  • アロマテラピー・アロママッサージ技術指導
  • エステティック技術全般
  • ボディ・フェイシャルトリートメント
  • 国際基準に基づく施術指導

保有資格