日本では木材として家屋や建築物、工芸品などで多く使用されており、馴染みのある樹木です。福島県より南の地域で栽培されています。ヒノキの香りは大変リラックス作用があり、落ち着いた凛とした印象を受けます。今回は、精油としてのヒノキの効能、特徴などを詳しくご紹介します。
ヒノキは世界最古の木造建築として知られる法隆寺にも木材が多く使用されており、古くから日本人の生活に馴染みがあります。奈良時代から大木が不足し、明治時代に植樹が行われ、現在では福島県より南の地域と台湾に生息している常緑の針葉樹で日本では各地でみられます。樹高は10m~30mほどになります。防腐・防虫に優れており古くから神社仏閣の建築に木材、建材としてヒノキは重宝してきました。ヒノキという名前は、油分が多く、燃えやすいことから『火の木』と呼ばれるようになったと言われています。一方で、宗教に関係する建築物に多く木材が使用されることから『霊ノキ(ひのき)』となったとも言われています。日本以外の産地は台湾のみですが、台湾では1992年に政府によって伐採が禁止されました。樹齢の長いものは樹齢450年にもなり大変貴重な高級建材です。
ヒノキの香りはどっしりとした重みを感じさせる樹木の香りです。森林を想像させる雄大さを持ち心身をリラックスさせてくれます。他の香りとブレンドすると、香り全体に深み、重みと安定感を持たせてくれます。日本人には大変馴染みの深い香りで家屋やお風呂などにも木材が使用されどこかで嗅いだことのある香りかもしれません。
ヒノキの成分であるカジネン、カジノールとう成分はセスキテルペン類に分類され、抗アレルギ-作用、リラックス作用、鎮静作用などを得意とします。ヒノキの香りは古くから日本人馴染みがあり、高齢の方の芳香浴にも大変おすすめです。森林浴を思わせ、呼吸を深く、大きくさせてくれ心身のリラックスになります。
ヒノキの特徴はリラックス作用とリフレッシュ作用の両方を得意とするところです。モノテルペン類とセスキテルペン類が両方同じくらい含まれているからで、鎮静と神経強壮などの作用があり、心身の痛みや緊張の緩和、神経の刺激などのも働きかけます。
ヒノキの成分に含まれるピネンなどの成分はうっ滞除去や循環促進などに作用します。体内に溜まったリンパの排出や血行を促すことで浮腫みの緩和や筋肉の疲労回復にも繋がります。収れん作用もあり、緩んだ筋膜(筋肉の束を包む膜)を引き締め、筋肉を引き締めます。緊張が緩んだ筋肉の膜が引き締まることで、筋肉の収縮、拡張がスムーズに行われ浮腫みの予防にも繋がります。
森林浴を思わせるピネンという成分は抗菌、抗ウイルス作用を得意としています。菌やウイルスの侵入を防ぎ、炎症を鎮めてくれます。喉や鼻などからの菌やウイルスの侵入にも作用するため、呼吸器系の不調の緩和に繋がります。去痰作用もあり、痰の排出を促すので呼吸を楽にしてくれます。
モノテルペン類の成分を多く含むヒノキは血行促進を得意とするため、体内の循環を促し、体を温めてくれます。循環促進は樹木系の精油に多く見られる特徴です。血流が良くなることで、疲労回復や冷え性の緩和、浮腫みの改善にも繋がります。
凛としたヒノキの香りは心や神経を落ち着かせてくれ、森林浴を思わせるリラックスした状態へ導いてくれます。鎮静作用は神経の高ぶりたイライラを鎮め、筋肉の緊張も緩めてくれます。肩の力が抜けると呼吸が深く大きくなり安眠にも作用します。呼吸器系にも作用のあるヒノキは、睡眠中のいびきなどの予防にも働きかけます。
抗菌、抗炎症、抗ウイルスを得意とするヒノキは、日焼けやニキビ、お肌の乾燥等にも作用してくれます。日焼けやニキビなどによる炎症を鎮め、痛みを和らげてくれます。収れん作用はお肌にも働きかけ、たるみや乾燥によるシワなどの予防に繋がります。血行促進作用によってお肌の再生が促進されます。
循環を得意とするヒノキは浮腫みの緩和、予防におすすめの精油と言えます。体を温め、血液やリンパの循環を促してくれるので手足など循環の滞りやすいところにも作用し、冷えや浮腫みを緩和させてくれます。循環が促進されることで、浮腫みにくく冷えにくい体に体質を改善してくれる役割もあります。
循環促進を得意とするヒノキは呼吸器系などのアレルギーにも作用してくれます。ヒノキの花粉症はヒノキ花粉によるアレルギ-反応ですが、花粉と精油で使用する木部の成分は異なるため、ヒノキ花粉症の方が、精油でアレルギー反応を起こすのはごく稀です。循環促進作用は体の免疫力を高めてくれるので、アレルギー反応の緩和や抑制に繋がります。呼吸器系を楽にしてくれる作用もあり、アレルギー性鼻炎等にもおすすめです。
循環促進作用は、筋肉の疲労回復や神経痛の緩和にも働きかけてくれます。体を中から温めてくれるため、冷えによって症状が強くなる関節痛、神経痛の緩和に作用します。循環促進作用は疲労や緊張によって凝り固まった筋肉を緩め、血行が良くなると回復に向かいます。血行が良くなると疲れにくい体になります。
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【用意するもの】
スプレーボトル、無水エタノール10ml、精製水(無ければ水)30ml、ヒノキ2滴、ユズ4滴、ベンゾイン1滴
【作り方】
無水エタノールをスプレーボトルに入れ、各精油を適数垂らし入れます。よく混ぜたらそこに精製水を入れ、さらに混ぜアロマスプレーをスプレーの完成です
【使用方法】
空間の芳香としてお部屋や車で吹きかけていただきます。呼吸器系のトラブルやリラックスにおすすめのブレンドです。
※水を使用しているので作成後、高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。使用前に良く振ってください。
【用意するもの】
ヒノキ3滴、ジュニパーベリー2滴、スイートオレンジ5滴
【使用方法】
お湯を張った湯船に各精油を滴数垂らし入れていただきます。よく混ぜたら入浴いただきます。血行促進とリラックスにおすすめのブレンドです。
【用意するもの】
アロマディフューザー、ヒノキ2滴、ティートリー2滴、ペパーミント2滴、ベルガモット4滴
【使用方法】
アロマディフューザーに水と各精油を滴数入れて芳香します。喉や鼻に働きかけ呼吸器系の不調におすすめです。
※アロマディフューザー機器の使用方法に従って使用してください。
【用意するもの】
アロマライト、ヒノキ2滴、スイートオレンジ4滴、ラベンダー4滴
【使用方法】
アロマライトの受け皿に各精油を滴数垂らし芳香します。就寝前に芳香いただくとリラックスでき安眠におすすめです。
【用意するもの】
キャリアオイル30ml、ヒノキ2滴、ラベンダー7滴、ローマンカモミール4滴
【作り方】
キャリアオイルに各精油を滴数入れて混ぜ合わせたらブレンドオイルの完成です。
【使用方法】
作成したブレンドオイルをお肌に塗布します。全身をゆっくりマッサージしていただきます。お肌の炎症や痛みの緩和を得意としたブレンドです。
※ブレンドオイルは作成後、密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1ヶ月程度で使い切ってください。
【用意するもの】
スプレーボトル、無水エタノール10ml、精製水(無ければ水)40ml、ヒノキ10滴、ヒバ10滴
【作り方】
無水エタノールをスプレーボトルに入れ、各精油を適数垂らし入れます。よく混ぜたらそこに精製水を入れ、さらに混ぜアロマスプレーをスプレーの完成です
【使用方法】
空間の芳香やマスクに吹きかけていただきます。お部屋や車など、空間の消臭におすすめです。
※水を使用しているので作成後、高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。使用前に良く振ってください。
特になし
※精油の成分は花粉とは異なるので基本的にはヒノキ花粉のアレルギーの方も使用いただけますが、極稀に反応する場合があるので使用前にパッチテストを行っていただくことをおすすめします。
【原料植物名】ヒノキ
【別名・和名】ヒノキ
【科名】ヒノキ科
【学名】Chamaecyparis obtusa
【主な産地】日本(福島県以南)、台湾
【主な抽出部位】木部、枝葉
【精油抽出法】水蒸気蒸留法
【成分の一例】モノテルペン類サビネン、エステル類酢酸ボルニル、モノテルペン類リモネン、アルコール類γ-テルピネン、モノテルペン類ミルセン、モノテルペン類α-ピネン、アルコール類α-テルピネン、アルコール類α-カジノール、モノテルペン類γ-カジネン
【ノート】ミドルノート
アロマ資格の全体像や選び方、アロママッサージの技術については以下のページをご覧ください。
▶ アロマテラピー資格おすすめ比較!費用・期間、選び方を講師が解説
▶ アロママッサージに資格は必要?現場で求められる技術習得の手順
本記事ではヒノキについてご紹介させていただきました。興味のある精油について一つひとつ深く学んでいくのは楽しいものですね♪「もっとアロマを学んでみたい!という」お気持ちがございましたら、是非日本アロママイスタースクールをご検討下さい。アロマテラピーは奥が深くて楽しいですよ。
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ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。