ネロリとは?
種類や効能・精油の活用方法を紹介
ミカン科のビターオレンジの花から抽出される精油が【ネロリ】。葉や小枝から抽出される精油が【プチグレン】になります。ローズ調の甘い香りで、香水等としても古くから重宝さてれきました。不安や痛み体の炎症を和らげる成分を多く持ち、リラックス効果の期待される精油です。今回はこのネロリの心身への作用を中心に詳しくご紹介します。
ネロリ精油は、ポメロとマンダリンの交配種とされるビターオレンジ(ダイダイ)の花から水蒸気蒸留法で抽出されます。ローズを思わせる華やかな甘い香りが特徴で、ローズやジャスミンなどと並び古くからフレグランスとして使用されてきました。ネロリという名前は、17世紀のイタリアのネロラ公国の公妃アンナ・マリアがこのビターオレンジの花の香りを手袋や入浴の際に愛用したことに由来します。この香りが緊張を和らげる働きがあるため、「純潔」を象徴する白い花は、当時上流階級の象徴として高く評価され、現在でも結婚式で花嫁の花冠やブーケとして使用されています。同じビターオレンジの木からは、葉や小枝からプチグレン精油、果皮からビターオレンジ精油が抽出されますが、花から抽出されるネロリには光毒性(光感作)の原因となるフロクマリン類が含まれず、光毒性がないとされており、お肌への刺激も少なく安心して使用できる精油です。ネロリ精油の主要な化学成分は、約37%と高含有率のリナロール、$\alpha$-テルピネオール、ゲラニオール、ネロリドール、ネロール、ファルネソールなどのテルペン系アルコール類、$\beta$-ピネン、リモネンなどのテルペン系炭化水素類、そして酢酸リナリルなどのエステル類が含まれます。主成分のリナロールは、抗菌作用、鎮静作用、神経系の強壮作用を持ち、リラックス効果に貢献し神経のバランスを整えます。酢酸リナリルは鎮痛作用、鎮静作用を持ち、交感神経をリラックスさせる作用が期待されます。ネロールは皮膚弾力回復作用やホルモンバランス調整作用が、ネロリドールは高いリラックス効果、神経系バランス調整、そして女性ホルモン様作用に関与するとされます。ネロリ精油は、ローズやジャスミンと並び、非常に高価で希少な精油の一つです。その主な理由として、ビターオレンジの花からのみ抽出されるため抽出率が極端に低く、1トンの花からわずか1キロ(0.1%程度)の精油しか採れないことが挙げられます。また、花が傷つきやすいため一つ一つ手摘みで収穫する必要があり、手間と時間がかかります。さらに、原料となるネロリウォーターの抽出には樹齢20年以上のビターオレンジの木を用いる必要があり、原料の希少性も価格を高めています。
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ビターオレンジのみずみずしく爽やかな香りだけでなく、花から抽出されることでローズを思わせる華やかな甘い香りが特徴です。ローズやジャスミンなどと共に古くからフレグランスとしても重宝されており、このリラックス効果の高い香りは、心身の緊張を緩和し、不安や心配、いらだちなどを鎮め、心を穏やかにしてくれます。
アロマの香りに、手軽な「ふれあうケア」を組み合わせることで、癒しの効果はぐっと高まります。
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ビターオレンジの花から水蒸気蒸留法で抽出される精油は【ネロリ】
ビターオレンジの葉や小枝から水蒸気蒸留法で抽出される精油は【プチグレン】
ビターオレンジの果皮から圧搾法で抽出される精油は【ビターオレンジ】※光毒性(光感作)あり
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ネロリの特徴的な成分であるリネロールやネロリドールなどは高いリラックス効果を持ち、神経系バランス調整も得意としているので苛立ちや高ぶった神経を鎮めてくれます。また、心を穏やかにしてくれる効果があり不安や緊張、パニックなどの際にも力を発揮してくれます。
結婚式に花嫁のブーケや髪飾りなどとしても使用されるネロリは緊張の緩和を得意としており、不安や心配事などネガティブな感情を和らげて、沈みがちな心を軽くしてくれます。神経系にも働きかけてくれるので、緊張で高ぶった神経を鎮めてくれ、肩の力を抜く手助けにもなります。燃え尽き症候群や、5月病などの症状にも作用してくれると言われています。
鎮痛・鎮静・神経のバランス調整などを得意としたネロリは体の緊張もほぐしてくれます。過敏になった神経のバランスを整えることで体の力が抜け、緊張がほぐれることで筋肉の血行促進、コリの緩和にも繋がります。
鎮痛、鎮静、抗炎症に加えて、お肌の再生にも働きかけてくれます。炎症や痛みなどを抑えるだけでなく、肌刺激が少なく、神経系にも作用してくれるので乾燥の予防などにもつながります。また、お肌の細胞の成長を促す作用もあります。
ネロリはリラックスを得意としており、神経の高ぶりを鎮め、体の緊張を解してくれることから安眠にも効果的です。不安や心配に駆られる心を抑制してくれるので質の良い睡眠にも繋がります。
ネロリ精油は、主成分の一つであるネロリドールに女性ホルモン様作用が期待されているため、PMS(月経前症候群)や更年期の不調、マタニティケア(妊娠中や出産時の不安)など、女性特有の様々なトラブル症状の緩和に効果が期待できます。また、自律神経のバランスを整え交感神経を鎮める作用があるため、情緒不安定やイライラなどの精神的な不調を優しく緩和します。
ネロリ精油は、皮膚細胞形成促進作用や皮膚軟化作用などの高いスキンケア効果を持ちます。
ネロリ精油は、天然の精神安定剤とも呼ばれ、不安や緊張、パニックなどのネガティブな感情を和らげ、安心感や落ち着きをもたらします。心を解き放ち、創造性を刺激する作用があるため、状況不安や憂鬱な時に歓迎されます。さらに、高次の自己との接触を促し、よりスピリチュアルな気づきと理解を促進する力を持つとされ、瞑想や呼吸法と合わせて心と魂に働きかけるアロマとして活用されます。
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鎮痛、鎮静効果、神経系のバランス調整に作用することで心身の緊張が和らぎ、肩の力が抜け、心地よいリラックス状態に導いてくれます。ストレスの軽減に免疫力のアップにも繋がります。
リラックス作用によってストレスが緩和されると、アドレナリンの影響が少なくなり、皮膚の血行を促進し、炎症の抑制と細胞の再生につながるので、美肌効果があると言えます。皮膚刺激も少ないのでスキンケアにおすすめです。
神経の過敏や気持ちの高ぶり、心身の緊張やストレスなどさまざまな要因によって起こる不眠症状。ネロリは心身の鎮痛、鎮静、高ぶった神経系のバランス調整などを得意としており、寝付きを良くしてくれたり、質の良い睡眠の手助けをしてくれます。
体を暖める作用や鎮静、鎮痛、リラックスなどの作用は、女性特有の症状である更年期や月経痛、PMS等にも有用です。体の緊張を和らげ、冷えの改善、血行促進だけでなく、心のリラックスにも働きかけてくれます。
慢性的な強いストレスや緊張感、神経の高ぶった状態が終わったり、新しい環境などで張り詰めていた気持ちの糸が切れてしまう燃え尽き症候群や5月病。気持ちを立て直す際にもネロリは作用してくれます。自信が持てない時や、やる気が出ないときにもおすすめです。
【用意するもの】キャリアオイル30ml、ネロリ2滴、サンダルウッド2滴、フランキンセンス4滴、ユーカリプタス2滴【作り方】キャリアオイルに各精油を垂らし入れて混ぜます。【使用方法】妊娠線や肉割れは急激に皮膚が伸ばされ、弾力性のない真皮や皮下組織が裂けて起こります。皮膚の再生、血行促進を得意たブレンドなので予防にもおすすめです。※ブレンドオイルは作成後、密封して高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1ヶ月程度で使い切ってください。※妊娠中の使用は専門の方に確認の上で安全に行ってください。
【用意するもの】アロマライト、ネロリ2滴、ラベンダー4滴、サンダルウッド2滴【使用方法】アロマライトの受け皿に各精油を滴数垂らして芳香いただきます。深く心地よい睡眠に繋がります。心身の緊張や情緒安定を得意としたネロリは安眠にもおすすめです。
【用意するもの】ネロリ3滴、ローマンカモミール2滴、フランキンセンス5滴【使用方法】入浴前にお湯を張った湯船に各精油を滴数垂らし入れます。よく混ぜてから入浴していただきます。お肌の乾燥を防ぎ、スキンケアにおすすめです。
【用意するもの】アロマディフューザー、ネロリ2滴、ベルガモット4滴、ローズオットー1滴シダーウッド2滴【使用方法】アロマディフューザーに水、各精油を滴数入れて芳香します。ホルモンバランスを整え、気分の転換や情緒安定に特化したブレンドなのでゆっくり芳香浴を楽しんで頂くのがおすすめです。※アロマディフューザー機器の使用方法に従って使用してください。
【用意するもの】タオル、お湯を張ったボウルやバケツ、ネロリ2滴、ジュニパーベリー1滴、スイートオレンジ3滴、クラリセージ2滴【作り方】お湯を張ったボウルやバケツに各精油を滴数垂らし、タオルを浸します。ホットタオルアロマタオルの完成です【使用方法】お腹や腰、肩などに当ててゆっくり温めます。神経のイライラや緊張などを抑制して、気持ちを明るく前向きにしてくれるので、痛みや心のバランスの乱れてしまうPMSの症状にも効果的です。心身共に高いリラックス効果が得られます。
【用意するもの】キャリアオイル30ml、ネロリ2滴、レモングラス2滴、スイートマージョラム2滴、フランキンセンス4滴【作り方】キャリアオイルに各精油を垂らし入れます。よく混ぜブレンドオイルを作成します【使用方法】お肌の気になるところにブレンドオイルを塗布します。優しくお肌になじませます。炎症を抑え、お肌の再生を助けてくれます。保湿作用もあるため紫外線による乾燥やシワなども防いでくれます。
この精油以外にも、アロマの世界はとても奥深いものです。
「アロマテラピー検定1級」対策や、香りで心を整える「アロマ心理カウンセラー」など、より専門的な知識を体系的に学んで、暮らしや仕事に活かしてみませんか?
ネロリ精油は、精油の中でも刺激が少なく、非常に安全性が高いとされています。妊娠中においても禁忌とはされておらず、むしろ不安や緊張を和らげる効果からマタニティケアに推奨されることが多い精油です。高血圧に対する明確な禁忌の根拠は見当たらず、リナロールや酢酸リナリルなどの成分が自律神経のバランスを整える働きにより、ストレス性の血圧上昇の緩和に役立つ可能性が示唆されています。また、うつ状態に対しても、神経系の強壮作用、抗うつ作用、高揚作用、鎮静作用など様々な作用を持ち、不安や緊張を解きほぐしうっ滞した感情を解放するため、うつっぽい時のブレンドに推奨されます。皮膚刺激に関しても、一般的に少ないとされており、敏感肌にも使いやすい精油の一つです。さらに、ネロリ精油は光毒性の原因となるフロクマリン類を含まないため、光毒性はないとされています。ただし、肌に使用する際の推奨濃度は、顔へは0.5%以下、ボディマッサージなどには0.5%〜1.0%を目安に、キャリアオイルなどで希釈して使用することが推奨されます。
アロマの香りに、手軽な「ふれあうケア」を組み合わせることで、癒しの効果はぐっと高まります。
「ハンドマッサージ」や「介護メディカルアロマ」など、初心者でも短期間で習得でき、ご家族のケアやボランティアですぐに役立つ技術があります。
【原料植物名】ビターオレンジ
【別名・和名】ダイダイ
【科名】ミカン科
【学名】Citrus aurantium
【主な産地】イタリア、チュニジア、フランス、モロッコ、エジプト、スペイン
【主な抽出部位】花(葉や果実)
【精油抽出法】水蒸気蒸留法
【成分の一例】『アルコール類』リナロール、『モノテルペン類』リモネン、『エステル類』酢酸リナリル、『アルコール類』ネロリドール、『エステル類』ゲラニオール、『アルコール類』ネロール
【ノート】ミドルノート
アロマ資格の全体像や選び方、アロママッサージの技術については以下のページをご覧ください。
▶ アロマテラピー資格おすすめ比較!費用・期間、選び方を講師が解説
▶ アロママッサージに資格は必要?現場で求められる技術習得の手順
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本記事ではネロリについて学びました。興味のある精油についてひとつひとつ深く学んでいくのは楽しいですね♪「もっとアロマを学んでみたい!という」お気持ちがございましたら、是非日本アロママイスタースクールをご検討下さい。アロマテラピーは奥が深くて楽しいですよ。
ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。
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