ヘッドスパ・ドライヘッドスパに資格は必要なのか？オススメ資格を15個紹介

そもそもヘッドスパってどんなもの？

ヘッドスパの特徴や利点をピックアップ！

ヘッドスパ（頭皮マッサージ）は、頭皮と頭部のリラックスと健康を促進するために行われるトリートメントの一種です。以下に、ヘッドスパの一般的な特徴や利点を説明します。

マッサージとリラクゼーション

ヘッドスパは、頭皮や首筋の筋肉をマッサージすることで、緊張をほぐし、ストレスを軽減する助けになります。これにより、全身のリラクゼーションを促進し、心地よい感覚をもたらします。

血行促進

ヘッドスパは頭皮の血行を促進し、酸素や栄養素が頭皮に適切に供給されるのを支援します。これにより、健康な髪の成長をサポートし、頭皮の健康を維持します。

髪のコンディショニング

ヘッドスパには、頭皮や髪に栄養を供給するオイルやトリートメントを使用することがあります。これは、髪の乾燥やダメージを修復し、髪の艶やかさを向上させる役割を果たします。

ストレス軽減

頭部にリラックス効果があるため、ヘッドスパはストレスや不安の軽減に寄与します。特に忙しい日常生活を送る人々にとって、ストレス解消の手段として人気があります。

頭皮の健康

ヘッドスパは頭皮の清潔を保ち、頭皮に付着した余分な油や皮脂を除去する助けにもなります。これにより、頭皮のかゆみやフケの問題を緩和することができます。

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ヘッドスパは大きく分けて、2つに分けることができる！

一般的にヘッドスパは、ウェットヘッドスパ（髪を濡らす）とドライヘッドスパの2つの種類に分けることができます。これらの2つのタイプには異なる特徴と利点があります。

ウェットヘッドスパ

ウェットヘッドスパは、頭皮と髪に水や特殊な液体を使用して行われるトリートメントです。以下は、ウェットヘッドスパの特徴です。

・湿潤な状態で行われるため、髪や頭皮に水分を供給し、保湿効果を高めます。
・一般的に、専門のシャンプーやコンディショナー、ヘアマスクなどの製品が使用され、髪のコンディショニングと補強が行われます。
・髪や頭皮のクレンジングとリラックス効果があるため、ストレス解消にも寄与します。
・ウェットヘッドスパは、美容院やスパで提供され、専門家によって行われることが一般的です。

ドライヘッドスパ

ドライヘッドスパは、水を使用せずに頭皮と髪をトリートメントする方法です。以下は、ドライヘッドスパの特徴です。

・乾燥した状態で行われるため、髪のセットやヘアスタイルを崩すことなくトリートメントを受けることができます。
・一般的に、専門のマッサージ技術や頭皮の刺激を使用して、頭皮の血行を促進し、緊張をほぐします。
・ヘッドスパオイルや特殊なヘアトニックが使用され、髪の成長と頭皮の健康をサポートします。
・髪を乾かすことなく、リラックス効果やストレス軽減を提供します。
・ドライヘッドスパは、美容院だけでなく、リラクゼーションサロンでも提供させています。

どちらのヘッドスパも、頭皮と髪の健康を向上させ、リラクゼーションをもたらす素晴らしい方法です。選択肢は個人の好みとニーズに依存します。ウェットヘッドスパは髪のコンディショニングに焦点を当てていますが、ドライヘッドスパはストレス軽減や血行促進に焦点を当てていると言えます。

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ウェットヘッドスパは、美容師免許が必須

日本においてウェットヘッドスパ（髪を濡らす行為）を提供する際に美容師免許が必須とされています。主な法的理由は、美容師法（昭和24年法律第255号）などに基づく規制が影響しています。以下に、美容師免許が必要な理由を詳しく説明します。

美容師法の規制

美容師法は、美容師業界を規制し、美容師の資格と業務に関する法律です。この法律に基づいて、美容師免許を持たない者が美容業務を行うことは違法とされています。
ウェットヘッドスパは、頭皮や髪に直接トリートメントを施す美容業務の一部であり、美容師法に従い、美容師免許を持つことが求められています。

顧客の安全と衛生

美容師免許は、顧客の安全と衛生を保護するための重要な要素です。ウェットヘッドスパでは、頭皮に触れたり、髪をトリートメントしたりするため、感染症の予防や衛生管理が非常に重要です。美容師免許を持つ者は、これらの側面について正確な知識と技術を持っており、顧客を安全にサービスできる能力があることが期待されます。

トリートメントの適切な提供

ウェットヘッドスパは、顧客の髪や頭皮の状態に合わせたトリートメントが必要です。美容師免許を持つ者は、顧客の髪と頭皮を適切に評価し、トリートメントを提供するスキルを持っています。これにより、顧客の髪と頭皮の健康を保護し、望ましい結果を提供できます。

法的責任と業界の信頼性

美容師免許を持つ美容師は、法的に認められた業者としての責任を負います。これにより、業界全体の信頼性が維持され、顧客が安心して美容サービスを受けることができます。

まとめると、美容師免許がウェットヘッドスパに必須とされる理由は、業界の規制、顧客の安全と衛生、トリートメントの適切な提供、法的責任、および業界の信頼性の確保に関連しています。美容師免許を持つことにより、顧客に対して高品質で安全な美容サービスを提供できる美容師が確保され、消費者保護が実現されています。

ドライヘッドスパは、美容師免許（国家資格）は必要ありません

ドライヘッドスパが美容師免許を必要としない理由は、以下の要因によります

施術内容の違い

ドライヘッドスパは、主に頭部や頭皮のマッサージを行うものであり、ウェットヘッドスパと比較して髪に水やトリートメントを使用しないことが特徴です。施術の際に髪を洗ったり、特定の製品を使用したりすることがないため、一般的には美容師免許が不要とされています。

リラクゼーション重視

ドライヘッドスパは、主にリラクゼーションやストレス軽減を目的とした施術です。髪のカットやスタイリングとは異なり、髪のデザインやカラーリングに関連する専門知識が必要ありません。そのため、美容師免許を持つ必要がないとされています。

法的規制の違い

日本の美容師法では、美容師免許が美容業務に関連する一般的な業務に必要とされていますが、ドライヘッドスパは特に水や特殊な製品を使用せず、髪のカットや化粧といった他の一般的な美容業務とは異なるため、免許が不要とされています。

ただし、美容師免許が不要であるからといって、ドライヘッドスパを提供する際には一定のルールと衛生基準を守る必要があります。安全性と顧客の満足度を確保するために、プロフェッショナルなトレーニングや認定資格を受けたセラピストによって提供されることが一般的です。ですので、専門的な知識と技術を教えてくれる講座等できちんと学ぶことが重要だと考えます。

ドライヘッドスパの資格を紹介！（15選）

ドライヘッドスパには、国家資格や公的資格はない！

資格がなくても施術をすることはできますが、お客様の満足度を向上させるためにはしっかりとした知識と技術が必要であることはいうまでもありません。下記では、ドライヘッドスパの資格をいくつかご紹介させていただきます。

1.一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会（IBCA）

一般社団法人国際ボディトリートメント技術認定協会は、当スクールも会員になっている資格認定団体で、お客様のニーズに答えられるセラピストを増やすという目的で設立されています。
ドライヘッドスパの知識と技術を有している事を認定する「ヘッドスパセラピスト資格」がございます。
「ヘッドスパセラピスト資格」は、当スクールのドライヘッドスパ講座を受講すれば、資格取得することができます。資格試験に合格する必要はございません。ちなみに当スクールのドライヘッドスパは、受講料：148,000円（税込）、6回（12時間）の受講で知識と技術をマスターすることができます！
（2024年2月より通信講座でも学べるようになりました！）

当スクールのドライヘッドスパ通学講座を詳しく見る

当スクールのドライヘッドスパ通信講座を詳しく見る

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通学講座で人気のドライヘッドスパ講座を通信講座で学べるようにいたしました。前頭筋・側頭筋・後頭筋などの頭部の筋肉や、頭頂を覆う腱膜をしっかりと引き上げるようにほぐしていきます。頭そのものの疲れにはもちろんのこと、頭部は首・肩に連結していきますので、首・肩のコリにも効果的です。

ドライヘッドスパ 通学講座【東京新宿・大阪梅田】

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2.一般社団法人ドライヘッドスパ協会

一般社団法人ドライヘッドスパ協会は、京都発祥の人気店「悟空のきもち」が考案した技術を広めるために立ち上げられた資格団体です。頭に特化した独自の理論をもとに、脳疲労改善・美容などで人気を誇ります。
資格としては、「ヘッドマイスター資格」というものを認定しております。資格取得には、ヘッドマイスター認定講座を受講する必要がございます。
認定講座は、7日間受講し、技術講習・技術練習・理論講習・試験を受けます。受講料：35.3万円 （税抜）で、教材費・ヘッドマイスター資格認定料が含まれているようです。
教室は、東京校（原宿）と大阪校（堂島リバーフォーラム）と記載がありますが、詳しい住所は明記されておりません。おそらく貸し教室で実施されるものと思われます。大阪校（堂島リバーフォーラム）は、2023年7月以降開催がないようです。（2023/10/9調査時点）

出典：一般社団法人ドライヘッドスパ協会

3.日本ヘッドセラピスト認定協会

日本ヘッドセラピスト認定協会は、ヘッドマッサージ（頭ほぐし）の専門家を育成しヘッドセラピスト資格を発行する一般社団法人です。リラクゼーションをベースに整体法を取りれることで「気持ちがいいのは当たり前！結果追求型のヘッドマッサージ」を提唱している団体です。
ヘッドセラピスト資格を認定しており、認定試験を合格すれば資格を取得することができます。試験料は11.000円（税込）です。
ヘッドライフ・セラピスト認定協会の認定講座もあります。プロ養成短期集中講座（2日間）を受講すると、日本ヘッドセラピスト認定協会に認定試験に準拠した内容を身につけることができ、資格試験の合格率が高まるものと思われます。
プロ養成短期集中講座（2日間）の受講料は、139,920円（税込）で、合計12時間の受講時間となります。プロ養成短期集中講座（2日間）の開催場所は、東京・大阪・名古屋・福岡となり、認定講座を実施している会社の直営サロンや講師のサロンなどが会場となるようです。

出典：日本ヘッドセラピスト認定協会　　プロ養成短期集中講座

4.日本ヘッドセラピスト協会

日本ヘッドセラピスト協会は、ヘッドスパの分野において、正しい知識と専門技術を兼ね備えたサロンおよびヘッドセラピストの育成と社会的認知の促進を活動方針している団体です。
ヘッドセラピスト2級、ヘッドセラピスト1級（ドライヘッドセラピスト）、ヘッドセラピスト1級（クリームバスセラピスト）、ヘッドセラピスト認定講師の4つの資格を認定しています。
ヘッドセラピスト2級は、筆記試験のみで、検定料は8,800円（税込）。ヘッドセラピスト1級検定は、実技検定・レポートの提出が必要で、検定料は13,200（税込）。ヘッドセラピスト認定講師は、筆記試験・実技試験があり、検定料は33,000円（税込）です。
日本ヘッドセラピスト協会の資格を取得するためには、Make a Wishヘッドスパ専門スクールの講座を受けることをおすすめします。Make a Wishヘッドスパ専門スクールの住所は、東京都中央区銀座3丁目10番地14号 東銀1ビル5Fです。
なお、ヘッドセラピスト2級に対応した「ヘッドスパ基礎知識」は、4時間で55,000円の受講料となっています。

出典：日本ヘッドセラピスト協会　　Make a Wishヘッドスパ専門スクール

5.日本ドライヘッドスパスクール協会

日本ドライヘッドスパスクール協会は、名古屋のドライヘッドスパ専門店ヘッドミントを中心として開設されたヘッドスパの資格認定団体です。スクールと資格認定団体が一体となっているようです。
3DAY（平日）150,000円（税込）、3DAY（休日）180,000円（税込）を受講すると、日本ドライヘッドスパスクール協会からディプロマが授与されます。
ドライヘッドスパ専門店ヘッドミントの各店舗が教室となっているようで、13教室の記載がホームページにあります。

名古屋大須本校：愛知県名古屋市中区大須3-24-21　ライオンズマンション916
岐阜校：岐阜県岐阜市神田町8-4 アートビル4F
池袋校：東京都豊島区東池袋1-42-12　28山京ビル 202
千葉校：千葉県千葉市花見川区こてはし台6-41-5　HANAMIGAWABASEPIT01
神奈川藤沢校：神奈川県藤沢市南藤沢21-9　とのおかビル5F
広島校：広島県広島市南区京橋町7-14 NKビル305
京都校：京都府京都市東山区祇園町北側270-4 Gion Hanaビル 6F
和歌山校：和歌山県和歌山市美園町5-7-8 パーク美園町ビル2F
大阪難波校：大阪府大阪市浪速区元町2-2-17　賛興ビル4F
東大阪校：大阪府東大阪市長田東2-2‐1 　木村第一ビル4F
神戸校：兵庫県神戸市中央区元町通1丁目14-11 イシザキビル2F
山梨校：山梨県甲斐市中下条1724-5　グリーンハイツ大池6 102
鹿児島校：鹿児島市中央町1－1アミュWE2階通路側

出典：日本ドライヘッドスパスクール協会

6.ワヤンプリヘッドスパ資格スクール

ワヤンプリヘッドスパ資格スクールは、銀座・新宿・麻布十番・田町・横浜・梅田にヘッドスパ専門店「ワヤンプリ」を運営する株式会社フューチャーブレーンが、培った知識と技術を伝授するために立ち上げた資格スクールです。
ヘッドスパ資格講座は、アドバンスヘッドスパニスト【転職・副業コース】5日間／35時間／363,000円 と マイスターヘッドスパニスト【独立開業コース】6日間／42時間／440,000円　がございます。
教室は田町駅にあり、住所は 東京都港区芝5-22-5 となります。

出典：ワヤンプリヘッドスパ資格スクール

7.癒し～ぷのヘッドスパスクール

癒し～ぷのヘッドスパスクールは、全国20店舗以上を展開するドライヘッドスパ専門店癒し～ぷが運営する資格スクールです。
癒し〜ぷ技術講座は、3日間（合計12時間）受講料20万円となっています。受講場所は、東京都新宿区西新宿7−7−26　ワコーレ新宿第一ビル701号室です。
肩こり・首こりなどの身体症状を改善するためのもみほぐし技術まで、癒し〜ぷ独自の技術がすべて身につきます。一からじっくりとオールハンドのリラクゼーション技術をお伝えします。 エステ・リラクのお仕事に携わったことのない方、ゆっくり時間をかけて学んでみたい方、ドライヘッドスパをメニューに取り入れたい方におすすめの講座です。

出典：癒し～ぷのヘッドスパスクール

8.ヘッドリンパケアセラピスト資格（日本能力開発推進協会）

日本能力開発推進協会は、保健、医療、福祉、社会教育、文化および芸術の分野においての実務能力向上に関して、実学を重んじ同分野に関する職業能力の向上についての種々の情報提供事業を行うことにより、職業能力の開発や雇用機会の拡充及び経済活動の活性化を図ることを目的として設立されています。
ヘッドリンパケアセラピスト資格は、ヘッドスパの基本知識から、精油（アロマオイル）の効能などの専門的な知識とヘッドリンパトリートメントの技術を備えたプロのセラピストであることを証明するものです。認定講座として、キャリアカレッジジャパンのヘッドリンパケアセラピスト資格取得講座が認定されています。

出典：ヘッドリンパケアセラピスト資格（日本能力開発推進協会）　　ヘッドリンパケアセラピスト講座

9.一般社団法人 日本快眠ドライヘッドスパ協会 認定資格

一般社団法人 日本快眠ドライヘッドスパ協会が提供する資格制度は、主に「myu快眠ドライヘッドスパ認定資格」と呼ばれるもので、この資格を取得することで、ドライヘッドスパの専門技術を習得し、スパリストとして活動することができます。この資格は、日本全国で広がりを見せており、取得者は快眠に特化したヘッドスパ技術を提供し、人々の睡眠改善に貢献することが期待されています。
日本快眠ドライヘッドスパ協会は、快眠カッサを活用した技術を中心に、ドライヘッドスパリストの育成を目的としています。同協会は、技術の研鑽と睡眠に関する研究を継続的に行っており、資格取得者が社会で広く活躍できるようサポートを提供しています。また、協会の理念として、技術を通じて人々の快眠を促進し、全体の健康を向上させることを掲げています。
資格を取得するためには、協会が運営する認定スクールへの参加が必要です。このスクールでは、快眠に特化したドライヘッドスパの技術を専門的に学ぶことができ、講師から直接指導を受けることができます。スクールのカリキュラムは、技術習得だけでなく、施術における心構えやお客様への対応方法など、プロとして必要なスキルも身につけることができる内容になっています。

出典：一般社団法人 日本快眠ドライヘッドスパ協会 認定資格

10.ブレインヒールヘッドタッチ®認定資格

Brain Heal Head College（ブレインヒールヘッドカレッジ）は、ヘッドマッサージやドライヘッドスパの技術を学び、独立開業を目指す人向けの資格コースを提供しています。未経験者でも受講可能で、セラピスト、美容師、介護士など多様な職種の人々が学びに訪れます。認定資格の取得には基礎コースと上級コースがあり、基礎コースでは基本的な施術技術とカウンセリング、アフターフォローを学びます。上級コースでは、頭痛や不眠症、眼精疲労などの症状に対応した高度な施術技術を習得できます。
受講プランは、対面とオンラインを組み合わせたものと、全てをオンラインで完結させるプランがあり、それぞれ269,800円（税込）と198,000円（税込）です。オンライン動画の視聴は1年間可能で、復習も自由に行えます。スクールでは、施術だけでなく、お客様との接し方やカウンセリング技術も重視して指導され、卒業後のサポートも充実しています。資格取得後は、開業支援やフォローアップも受けられ、プロフェッショナルとしての成長をサポートする環境が整っています。

出典：ブレインヒールヘッドタッチ®認定資格

11.VTS認定ドライヘッドスパニスト

ヴィラスクールでは、人気のドライヘッドスパに特化した資格「VTS認定ドライヘッドスパニスト」を取得できるコースが提供されています。このコースは、短期間で頭部から肩にかけての30分間の施術技術を集中的に学び、実際のサロンワークにすぐに役立てることができる内容となっています。特に、ドライヘッドスパは眼精疲労の軽減やリラクゼーション、睡眠の質の向上、顔のリフトアップ効果など、心身ともに多くのメリットがあり、全世代から支持されるリラクゼーションメニューです。
コース内容は、前頭筋・側頭筋・後頭筋など、頭部や首、肩の筋肉や筋膜を緩める施術技術に加え、ヘッドマッサージのタオルワークも学ぶことができます。これにより、より効果的にリラックス効果を引き出すことができ、技術を使ってサロンのメニュー差別化や集客にもつながります。
このコースは、1日で完了する集中型のプログラムで、費用は30,000円（税抜）です。受講は広島県呉市にある本社研修センターで行われ、受講時間は10:00〜17:00までですが、復習のために延長することも可能です。また、随時開催されており、最少催行人数は4名です。参加者は、日本国内のみならず、海外からも参加可能で、アプリを通じたサポートも提供されており、言語の壁を超えて学習ができます。
この資格取得コースは、すでにサロンを経営している方のメニュー強化や、新たに開業を目指す方にとって理想的な選択肢となっています。ドライヘッドスパは、サロンのイメージアップにも貢献できるため、オプションメニューとして追加することで、高級感を演出し、集客の大きな武器となります。

出典：VTS認定ドライヘッドスパニスト

12.日本パーフェクトヘッドケア協会 認定資格

日本パーフェクトヘッドケア協会では、ストレスや眼精疲労の軽減、疲労回復に効果が期待されるドライヘッドマッサージの資格取得講座を開催しています。この協会が提供するドライヘッドマッサージは、頭部のケアだけでなく、足元からもアプローチする独自の手法を取り入れており、全身のリラクゼーションと深いリラックス効果を体験できる点が特徴です。技術を習得することで、心身の疲れを癒す施術を提供できるだけでなく、プロとして収入や業績の向上を目指す方にも最適な内容です。
受講者は、自身の目的やスキルレベルに応じて、2つの異なるコースから選ぶことができます。初心者向けの「ファミリー＆セルフケア講座」は、家族や身近な人を癒す技術を学びたい方に最適です。この講座は、自宅にいながら動画を通じて学習でき、特に忙しい方や遠方に住んでいる方にも対応しているため、場所を選ばずに学習できる点が魅力です。手軽にドライヘッドマッサージの基本を学び、日常生活で活用できるスキルを身に付けることができます。
一方、より専門的な技術を学びたい方には「ドライヘッドマッサージ・プロ講座」が用意されています。このコースでは、施術料金をいただけるレベルの技術を習得することが目標です。プロ講座は、協会の本部がある札幌での対面講座を中心に行われ、動画テキストで事前に予習し、現地での実技講座を通じて、施術の工程や指の圧、体重のかけ方といった細かい実践技術を学ぶことができます。実際にお客様に施術する際に役立つコツや、すぐに現場で使えるテクニックも丁寧に指導されるため、施術者としての自信を持って技術を提供できるようになります。
また、この講座を修了すると、整体院や美容院、エステサロン、さらにはヨガスタジオやパーソナルジムなど、さまざまな職場でドライヘッドマッサージをメニューに加えることが可能になります。水やオイルを使用しないドライヘッドマッサージは、メイクをしたままでも施術が受けられるため、幅広い世代のお客様に支持されており、サロンのメニューに追加することで大きな集客効果を期待できます。資格を取得すれば、いつでもどこでも活用できる技術を手に入れられ、安定した収入やキャリアアップを目指すことができます。
このように、日本パーフェクトヘッドケア協会の資格取得講座は、初心者からプロを目指す方まで、それぞれのニーズに応じた学習環境を提供しており、全国どこからでも参加可能です。プロ講座は、対面での実技指導を通じて即戦力となる技術を身に付けることができ、資格取得後は、サロンでの開業や業務拡大に役立てることができます。

出典：日本パーフェクトヘッドケア協会 認定資格

13.ドライヘッドスパスクール縁（eni）

福岡にあるドライヘッドスパスクール「縁（eni）」は、ドライヘッドスパの技術を学び、独立開業を目指す人々を支援する講座を提供しています。ドライヘッドスパは、水やオイルを使わずに頭部の筋肉をもみほぐす技術で、脳疲労の改善やリラクゼーション効果が期待されており、現代のストレス社会において需要が高まっている施術法です。特に過労やストレス、昼夜逆転の生活によって脳が疲労し、自律神経が乱れる「脳疲労」を解消するための施術として注目されており、心身をリラックスさせる効果が期待されています。
「縁」のドライヘッドスパスクールでは、受講者の目的やスキルレベルに合わせて3つのコースを提供しています。短時間で基礎を学びたい方には、4時間の体験講座があり、33,000円（税込）で家族や友人を癒す基本技術を学ぶことができます。さらに専門的な技術を習得したい方や、開業を視野に入れている方には、プロ養成講座がおすすめです。このプロ養成講座では、8日間で48時間の講義と実技を通じて、施術技術だけでなく、脳疲労や自律神経、頭部の筋肉についての知識も深めることができます。料金は363,000円（税込）で、卒業後も開業支援や接客指導などが提供されます。
特に、開業を目指す方には、テナント選定やWEBマーケティング、LINE公式アカウントを活用した集客方法など、開業に必要なサポートが充実しています。専門家による個別相談や、ロゴや名刺のデザイン、店舗のプロモーション動画制作など、ビジネスを成功に導くためのサポート体制が整っているため、初めてサロンを開業する方でも安心して準備を進めることができます。

出典：ドライヘッドスパスクール縁（eni）

14.横浜ドライヘッドスパ研究所

横浜ドライヘッドスパ研究所は、ドライヘッドスパの技術を学ぶためのスクールで、7日間の短期集中コースを提供しています。このスクールでは、「ヘッドプロフェッサー」と呼ばれるセラピストを養成することを目指しており、脳や眼の疲労、不眠、ストレスなどの症状を改善する技術を身に付けることができます。受講生は、少人数制のレッスンで、系列店「極眠処 頭休」で培われた実践的な技術や、理学療法に基づいた医学的な知識を学びます。
提供されるコースは、「ヘッドプロフェッサー養成コース」と「ダブルワーク・子育て応援コース」などがあり、週末を中心にしたスケジュールで開催されます。また、卒業後も定期的な無料のフォローアップ講習や相談会が用意されており、セラピストとしてのキャリアを継続的に支援しています。さらに、系列店での実地経験も提供され、受講生が実践的な環境でスキルを磨くことが可能です。
コースの受講料や詳細は、受講者のニーズに合わせて異なり、相談ベースでプライベートレッスンなどの柔軟な対応も行っています。卒業後には、セラピストとして独立開業するためのサポートも充実しており、ビジネス面でも強力なバックアップが提供されます。

出典：横浜ドライヘッドスパ研究所

15.日本ドライヘッドスパアカデミー

日本ドライヘッドスパアカデミーでは、ドライヘッドスパ技術を短期間で習得できる「とろけるドライヘッドスパ講座」を提供しています。この講座は、睡眠不足や眼精疲労、ストレスに悩む方々を癒し、質の高い睡眠をサポートする技術を身に付けることを目的としています。施術は、顔、首、肩、デコルテ、腕を対象とし、施術中に多くの方が寝落ちするほどリラックス効果が高い技術です。
講座は、未経験者でも参加可能で、特別な経験や資格がなくても学べるカリキュラムが組まれています。最短3日間でスタンダードコースの技術を習得でき、5日間のフルコースではプロフェッショナルなスキルを習得可能です。受講後は、無料でサポートが続き、分からない点や技術の確認が必要な場合でも安心して復習ができます。
料金は、スタンダードコースが150,000円、フルコースが198,000円となっており、独立開業やサロンのメニュー拡充を目指す方におすすめです。また、無料のドライヘッドスパ体験やセルフホワイトニング体験も特典として提供され、受講後はディプロマ（修了証）も発行されます。
講座では、理論的な知識から実践的な技術までを網羅しており、カウンセリングやアフターケアの方法も学ぶことができます。受講生は、講師陣から丁寧な指導を受け、サロンの運営面に関しても学べるため、施術者として自信を持って働くことができるようになります。

出典：日本ドライヘッドスパアカデミー

どのドライヘッドスパ資格を選べば良いの？

難しい問題ですが、下記の点で比較をしてみていかがでしょうか？

身につく知識と技術

ホームページやパンフレットには書いてあることで判別をすることは非常に難しいことだと思います。可能であれば、その資格取得者などが働いているサロンに訪れて、実際に施術を受けてみることをおすすめいたします。テレビや雑誌などで取り上げされていても、取り上げられていること自体が広告という場合もございます。ご自身で体感してみて「この技術を身に付けたい！」と感じられるものを選ぶのが最善の策だと考えます。

当スクールの系列サロン「Bodysh」で当スクールのドライヘッドスパが体感いただけます！

リラクゼーションサロンBodysh ドライヘッドスパコース

Bodyshのドライヘッドスパコースは、眼精疲労や肩こりの緩和にも効果的。「オイルマッサージ専門のサロンで、こんなに本格的なヘッドスパは他に無いです！」とのお声も多数いただいています！！

金額

金額に関しては、講座にかかるお金の総額（入学金＋受講料＋テキスト代など）と、資格を取得するために必要なお金の総額（受験料＋資格発行料＋送料など）を事前に調べることが大切です。ホームページやパンフレットに明示されていない場合も多いので、事前に事務局などに連絡し、総額を聞いてみてください。総額を提示しないスクールなどもございますので、注意が必要です！

学習期間

資格取得に向けて何時間の受講が必要なのか確認をしてみてください。日数でなく時間で確認することが重要です。また受講スケジュールが決められた日時の場合は、ご自身のスケジュールに合致するか確認することもお忘れなく！

学習場所

もちろん学ぶ場所も重要です。ご自宅から遠い場所で学ぶことは現実的とはいえません。ただし短期での取得が可能なものであれば、自宅から遠い場所でも学べる可能性が高まります。

地域別ヘッドスパ資格を目指せるスクールを探す

地域別にヘッドスパスクールをピックアップしてみました。ヘッドスパスクール選びの参考にしてみてください。

関東エリア

関西エリア

その他のエリア

ドライヘッドスパの施術内容とは？

施術が始まる前に、お客様とセラピストが対話し、お客様のご希望や特別な要望、髪や頭皮の状態に関する情報を共有します。これにより、トリートメントがカスタマイズされ、お客様のニーズに合った施術が。

一般的な施術の流れをご紹介します！

カウンセリング

施術が始まる前に、お客様とセラピストが対話し、お客様のご希望や特別な要望、髪や頭皮の状態に関する情報を共有します。これにより、トリートメントがカスタマイズされ、お客様のニーズに合った施術ができるようになります。

ヘッドスパ（ヘッドマッサージ）

ドライヘッドスパの中心的な要素は、頭部や頭皮のマッサージです。セラピストは、指圧や軽い振動などのさまざまなテクニックを使用して、頭皮の筋肉を緩め、緊張を解消します。これにより、ストレスの軽減やリラックス効果が得られます。

頭皮へのトニックやトリートメントの塗布

頭皮に特別なトニックやトリートメントを塗布することがあります。これらの製品は頭皮の健康をサポートし、髪の成長を促進するのに役立ちます。

温熱パック

頭部に温熱パックを適用することで、頭皮の血行を促進し、トリートメントの吸収を助けることがあります。これにより、頭皮と髪に栄養が行き渡りやすくなります。

音楽や瞑想

ドライヘッドスパのセッションには、リラックス効果を高めるために静かな音楽や瞑想の要素が組み込まれることがあります。これにより、顧客はストレスを軽減し、穏やかな雰囲気の中でリフレッシュできます。

当スクールのドライヘッドスパ講座では、ヘッド（頭）の施術だけでなく、首・肩・デコルテの施術も実施し、よりリラックスしていただける状態を作り出しています。首・肩・デコルテの施術は、アロマオイルリンパマッサージの専門スクールだからお教えできることだと自負しております。

ヘッドスパサロンが増えている理由は？

ストレス解消とリラクゼーションの需要

現代社会では、仕事や家庭、社会的なプレッシャーなど、さまざまな要因からストレスを感じる人々が増えています。日常生活の中で積み重なるストレスは、心身の健康に大きな影響を及ぼします。こうした背景から、リラクゼーションやストレス解消の手段としてヘッドスパの需要が高まっています。ヘッドスパでは、専門のセラピストが頭皮や首筋のマッサージを行うことで、リラックス効果をもたらし、心地よい時間を提供します。このため、ストレスを軽減し、精神的なリフレッシュを求める多くの人々がヘッドスパを利用するようになっています。また、リラクゼーションを目的としたヘッドスパは、心身のバランスを整える手段としても非常に効果的であり、その効果が広く認識されてきています。

健康意識の高まり

近年、健康への意識がますます高まっています。生活習慣病の予防や健康寿命の延伸を目指す人々が増えており、日常的なケアやメンテナンスが重要視されています。頭皮ケアは、血行促進や筋肉の緊張緩和に寄与し、全身の健康状態を改善する効果があります。特に、頭皮の血行を良くすることで、脳の働きが活性化され、集中力や記憶力の向上も期待できます。さらに、ヘッドスパは頭痛や肩こりの緩和にも効果があり、こうした健康効果が多くの人々に認識されるようになりました。その結果、ヘッドスパは単なる美容サービスを超えて、健康維持の一環として取り入れられるようになってきています。このように、健康意識の高まりとともに、ヘッドスパの需要が増加しています。

美容効果

ヘッドスパは美容効果も非常に高く、多くの人々に支持されています。頭皮のマッサージやクレンジングを行うことで、毛穴の汚れを除去し、頭皮の状態を改善します。これにより、髪の健康が促進され、抜け毛や薄毛の予防にも効果があります。また、頭皮の血行が良くなることで、髪の成長を促進し、髪質が改善されます。美しい髪は健康的な頭皮から生まれるため、ヘッドスパは髪の艶やコシを取り戻すための重要なケアとして注目されています。さらに、頭皮の状態が整うことで、顔のリフトアップ効果も期待でき、美容全般にわたるメリットが広く知られるようになっています。こうした美容効果を求める人々が増えることで、ヘッドスパサロンの需要が高まっているのです。

簡単に始められるビジネス

ヘッドスパサロンは、比較的少ない初期投資で開業できるビジネスモデルとして人気があります。設備や機材のコストが他の美容関連ビジネスに比べて低く、必要なスペースも小規模で済むことが多いです。このため、個人経営や小規模なビジネスとしても始めやすい特徴があります。また、特別な資格がなくても研修を受けることで技術を習得できるため、新規参入が容易です。特に、美容師やエステティシャンが新たなサービスとしてヘッドスパを導入するケースが増えています。さらに、フランチャイズ展開も進んでおり、既存のブランドの下で安心して開業できる仕組みも整っています。これにより、多くの起業家がヘッドスパサロンを開業しやすくなり、結果として市場に多くのサロンが増える要因となっています。

トレンドの影響

ヘッドスパは近年の美容トレンドの一部としても急速に広まりました。SNSやメディアでの情報発信が非常に影響力を持ち、インフルエンサーや有名人がヘッドスパの効果や体験を紹介することで、一気に注目を集めることがあります。特にインスタグラムやYouTubeなどのプラットフォームでは、ビフォーアフターの変化や施術の様子が視覚的に分かりやすく伝えられるため、多くの人々の関心を引きます。口コミやレビューサイトでも高評価が広がり、友人や家族の紹介で訪れる人も増えています。さらに、ヘッドスパは「ちょっと贅沢な自分へのご褒美」として位置づけられることが多く、気軽に試せるラグジュアリー体験として人気を博しています。こうしたトレンドの影響で、ヘッドスパへの関心が高まり、サロンの数が増加しているのです。

記事執筆者プロフィール

日本アロママイスタースクール講師：藤井由香（ふじいゆか）

ビューティー関連の専門学校卒業後、大手エステ会社に就職。長年大手の美容・リラクゼーションサロンで勤務し、日本アロママイスタースクール講師に。日本アロママイスタースクール系列サロン「Bodysh」でも勤務をしており、多くの当社の全てを知っている講師の１人です。