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精神を落ち着かせる深く穏やかな香りの【フランキンセンス】。
精神の安定や呼吸器系のトラブル改善に優れています。また、スキンケアにも定評があり、収れんや炎症を得意とすることからエイジングケアとしても浸透しています。お肌、心身へのさまざまな作用があるフランキンセンスを今回は詳しくご紹介します。
この精油以外にも、アロマの世界はとても奥深いものです。
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フランキンセンスは、主に暑く乾燥した地域に生息する乳香樹の幹を傷つけて採取される乳白色の樹脂を水蒸気蒸留法で抽出して得られる精油です。この樹脂は、古くからギリシャ、エジプト、ローマなどの人々によって宗教儀式の薫香に用いられ、古代エジプトでは紀元前40世紀の墳墓から発掘されています。樹脂は「涙」を意味するティアドロップと呼ばれ、古代の人々はこれを焚いたり、エジプト人が化粧品として目元に塗ったりするなど、魂や心を癒やすために活用してきました。
フランキンセンスという名は古フランス語で「醇正な薫香」を意味する「franc encense」に由来し、和名では、乳白色の樹液が染み出す様子から「乳香」と呼ばれます。その歴史的価値は高く、イエス・キリスト誕生の際に東方の三博士が黄金、ミルラ(没薬)と共に捧げたというエピソードが有名で、かつては黄金と同等の価値を持つほど貴重な香料でした。現在も特定のボスウェリア属の樹木から手間をかけて樹脂を採取し、生育地が限られていることから希少価値が高く、高価になりやすい精油です。近年は、天然資源の減少や需要の高まり、輸送コストなどの要因により、価格が高騰する傾向にあります。
この精油の主要な化学成分はモノテルペン類であるα-ピネンとリモネンであり、その他にミルセン、サビネン、カジネン、カンフェンなどが含まれます。品種によってはセスキテルペン類も含まれます。主要成分のα-ピネンは、森林浴の香り成分でもあり、高い鎮静効果とリラックス効果をもたらし、呼吸を深くする作用があります。また、乳香樹が自らの傷を修復する樹液の性質と同様に、精油としても抗炎症作用、抗菌作用、止血作用、皮膚の再生を助ける作用(創傷治癒)といった皮膚トラブルへの作用が期待され、免疫力の向上にも役立ちます。
アロマの香りに、手軽な「ふれあうケア」を組み合わせることで、癒しの効果はぐっと高まります。
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古くから薫香として使用されていたフランキンセンスは樹脂そのものの香りは強くないですが、焚いた際には独特の強い香りが引き立ちます。深みのある甘い香りは神経を落ち着かせてくれ、深く大きな呼吸を促してくれます。胸部の緊張を解してくれるので、呼吸器系も楽にしてくれ、溜まっているものの浄化や循環を手助けしてくれます。
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フランキンセンス精油のリラクゼーション効果は、その成分が脳内の神経受容体を刺激し、セロトニンやγ-アミノ酪酸(GABA)などの神経伝達物質の放出を促進することによるものです。これにより、心身がリラックスし、ストレスや不安が軽減されます。
フランキンセンス精油の抗炎症作用は、主にその成分であるボスウェリンによるものです。ボスウェリンは炎症を引き起こすサイトカインの産生を抑制し、炎症反応を軽減します。これにより関節炎やその他の炎症性疾患の症状が軽減されます。
フランキンセンス精油の免疫力強化効果は、その抗菌・抗炎症作用により、免疫系の活性化を促進することが主な根拠です。また、フランキンセンス精油は抗酸化作用を持ち、細胞を保護し、免疫系の正常な機能をサポートします。
フランキンセンス精油の精神的クリアリング効果は、その香りが神経系に働きかけ、精神的なストレスや混乱を軽減します。また、深い呼吸を促進し、気分をリフレッシュさせ、集中力や精神的な明晰さを高めます。
フランキンセンス精油の傷の癒着効果は、その抗菌・抗炎症作用により、傷口の感染を防ぎ、炎症を抑制することで癒着を促進します。また、傷口の修復を促進する細胞成長因子の産生を刺激します。
フランキンセンス精油は、その抗菌・抗炎症作用により、皮膚のトーンを均一化し、肌の弾力性を増し、ニキビやシミなどの肌の問題を軽減します。また、細胞の再生を促進し、健康的な肌をサポートします。
フランキンセンス精油の抗菌作用は、その成分が細菌や真菌の細胞壁を破壊し、細菌の成長と増殖を抑制することによるものです。これにより、感染症や皮膚トラブルの改善が期待されます。
フランキンセンス精油の消化促進効果は、その成分が消化器系の筋肉を刺激し、消化液の分泌を促進することで胃の不快感や消化不良を緩和します。また、消化器官の動きを調整し、消化をスムーズにします。
フランキンセンス精油の抗酸化作用は、その成分が活性酸素やフリーラジカルと反応して細胞を酸化から守り、老化や疾患のリスクを軽減します。これにより細胞の損傷を予防し、健康な状態を維持します。
フランキンセンス精油の呼吸器サポート効果は、その抗炎症作用により、喉や気道の炎症を軽減し、呼吸を楽にします。また、清涼感のある香りが気道を開放し、鼻づまりや咳などの不快な症状を緩和します。
フランキンセンスは、女性ホルモンバランスの乱れによる月経前症候群(PMS)や更年期障害の緩和におすすめのアロマの一つとされています。特に、その鎮静作用により、ホルモン変動に伴う精神的な不安定さや不安を和らげるのに役立つと考えられています。また、肌の引き締め効果が期待できることから、エイジングケアとして女性のスキンケアにも重用されています。
スキンケアフランキンセンスは「若返りのオイル」とも呼ばれ、スキンケア分野で非常に人気があります。肌の引き締め効果が期待できるため、しわやたるみの予防・軽減といったエイジングケアにおすすめです。また、抗炎症作用や収れん作用、肌の新陳代謝(再生機能)を強化する癒傷作用があるため、乾燥や肌荒れのケア、ハリ・弾力を保つサポートに優れています。
フランキンセンスは「乳香」とも呼ばれ、古くから神聖な儀式や薫香に用いられてきた歴史から、深い瞑想、祈り、精神の浄化に最適な精油とされています。深く穏やかな香りが心の乱れを沈め、鎮静作用をもたらすことで、集中力や静謐な精神状態をサポートします。ヨガや瞑想の際の香り、空間や天然石の浄化用スプレーとしても広く利用されています。
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抗炎症・抗真菌を得意とするフランキンセンスはお肌の炎症を抑えてくれるのでアンチエイジングにもおすすめの精油です。炎症の鎮静だけでなく、保湿や引き締めも得意とし、お肌に潤いを与え、引き締めてくれることで、シミ・シワ・たるみのなどのエイジングケアにもなります。
フランキンセンスの作用には循環促進や利尿、うっ滞除去、収れんなどがあり、血行を促して不要な水分や老廃物の排出を促すとともに筋肉やお肌の引き締めも行ってくれます。浮腫みの改善だけでなく、予防にも役立ちます。
過度のストレスにさらされると、呼吸が浅く速くなってしまいます。フランキンセンスは緊張の緩和や鎮静鎮痛などを得意とし、呼吸器系の緊張もやわらげてくれます。肺などの動きが大きくなると自然に呼吸は大きく深くなり心身の落ち着きを取り戻してくれます。
うっ滞除去、利尿作用の得意なフランキンセンスは体内の毒素の排出手助けしてくれ、体の浄化を行います。また、呼吸を深く大きくしてくれ、肺に溜まった空気をしっかり吐き出させてくれます。心への作用もあり、心を落ち着かせ、不安や悲しみを取り除いてくれます。
【用意するもの】
アロマディフューザー、フランキンセンス4滴、サイプレス3滴、ベルガモット4滴
【使用方法】
アロマディフューザーに水、各精油を滴数入れて芳香します。空間の浄化や緊張感を和らげ、明るい前向きな雰囲気を作る手助けをしてくれます。
※アロマディフューザー機器の使用方法に従って使用してください。
【用意するもの】
アロエベラジェル30ml、フランキンセンス3滴、ベルガモット
【作り方】
アロエベラジェルに各精油を滴数垂らして混ぜます。
【使用方法】
作成したアロマジェルをお肌に塗布してまじませます。痛み・痒みなどの緩和だけでなく、皮膚内部に浸透し、妊娠線や肉割れの原因になる皮膚組織のひび割れの予防にも繋がります。
※妊娠初期の使用は控えてください。妊娠中の使用は専門医等に確認の上で安全に行ってください。
※作成したアロマジェルは高温多湿、直射日光を避け、1週間程度で使い切ってください。
【用意するもの】
キャリアオイル40ml、フランキンセンス5滴、グレープフルーツ3滴、ジュニパーベリー2滴
【作り方】
キャリアオイルに各精油を垂らし入れて混ぜ、ブレンドオイルを作成します
【使用方法】
ブレンドオイルをお肌に塗布し、ゆっくりマッサージします。マッサージでの効果・効能で、血行の促進やリンパの循環になりますが、温めや循環、排出などを得意とした精油のブレンドオイルを使用することでさらなる効果・効能が期待されます。
※ブレンドオイルは作成後、高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1ヶ月程度で使い切ってください。
【用意するもの】
フランキンセンス3滴、ブラックペッパー1滴、ラベンダー5滴、ジュニパーベリー2滴
【使用方法】
お湯を張った湯船に各精油を滴数垂らします。しっかり混ぜて入浴していただきます。循環促進や体を温める作用があるため、セルフケアのしにくい肩や首のコリにもおすすめです。
【用意するもの】
アロマライト、フランキンセンス4滴、ティートリー2滴、レモン2滴
【使用方法】
アロマライトの受け皿に各精油を垂らして芳香します。心身を落ち着かせてくれるのが得意なフランキンセンスは、瞑想やヨガ、宗教儀式などの際に空間の浄化におすすめです。
※アロマライト機器の使用に従って使用してください。
【用意するもの】
スプレーボトル、無水エタノール5ml、精製水(無ければ水)35ml、フランキンセンス5滴、ローズマリー2滴、ネロリ2滴、ローマンカモミールカモミール1滴
【作り方】
スプレーボトルに無水エタノール、各精油を滴数入れよく混ぜます。そこに精製水いれ、さらに混ぜアロマスプレーを作成します。
【使用方法】
保湿や収れん、炎症の緩和に作用することでエイジングケアにも繋がり、お肌の乾燥やシミ・シワ・たるみの予防にもおすすめです。
※水を使用しているので作成後、高温多湿を避け、冷暗所で保管した上で1週間程度で使い切ってください。使用前に良く振ってください。
この精油以外にも、アロマの世界はとても奥深いものです。
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フランキンセンス精油は、木の樹脂から抽出される精油で、穏やかなウッディーな香りを持ちます。古代からその香りは精神的なクリアリングや精神安定に利用されてきました。抗炎症、抗菌、リラックス効果があり、免疫力を向上させ、傷の癒着を助けます。フランキンセンス精油は、その穏やかな香りと幅広い効能から、アロマセラピーの中でも人気の高い精油の1つです。フランキンセンス精油と相性の良い精油を選ぶ際には、フランキンセンスの穏やかな香りを引き立て、その効果を補完する精油を選ぶことが重要です。
ローズマリーは爽やかな香りで知られ、集中力を高める効果があります。フランキンセンスと組み合わせることで、クリアな思考や精神的なクリアリングをサポートします。
ペパーミントの清涼感ある香りとビターオレンジの爽やかな香りは、気分をリフレッシュさせるのに最適です。集中力を高めたい時や、気分転換を図りたい時に有効な組み合わせです。
ラベンダーは穏やかな香りで知られ、リラクゼーションを促進し、ストレスや不安を軽減します。フランキンセンスと組み合わせることで、そのリラックス効果が強化されます。
ユーカリは清涼感のある香りで、気道を開放し呼吸をサポートします。フランキンセンスと組み合わせることで、クリアな呼吸とリフレッシュ効果を強化します。
ジャスミン(アブソリュート)は甘く芳醇な香りで、リラックスや感情の安定を促進します。フランキンセンスと組み合わせることで、心身のリラックスとバランスを取り戻します。
フランキンセンス精油は一般的に刺激が少なく安全性が高いとされており、通常の使用量で明確な禁忌とされるケースは少ないです。ただし、妊娠中の精油使用は一般的に妊娠初期を避け、医師や専門家への相談と低濃度での使用が推奨されますが、フランキンセンス自体には子宮収縮などの強い作用を示す成分は確認されていません。
市場において、フランキンセンスは古来より黄金と同等の価値を持つ貴重な香料であり、現在も希少価値が高いために高価になりやすい精油の一つです。これは、特定のボスウェリア属の樹木から樹皮に傷をつけて樹脂(乳香)を採取するという手間のかかる工程を経ること、そしてその樹木の生育地が限られていること(世界でも貧しく開発が遅れている地域も含む)が主な理由です。近年では、天然資源の減少や世界的な需要の高まり、輸送コストの高騰などの要因により、価格がさらに高騰する傾向にあります。
アロマの香りに、手軽な「ふれあうケア」を組み合わせることで、癒しの効果はぐっと高まります。
「ハンドマッサージ」や「介護メディカルアロマ」など、初心者でも短期間で習得でき、ご家族のケアやボランティアですぐに役立つ技術があります。
【原料植物名】ニュウコウジュ(ニュウコウノキ)
【別名・和名】オリバナム、乳香
【科名】カンラン科
【学名】Boswellia sacra
【主な産地】エチオピア、ケニア、ソマリア、中国
【主な抽出部位】樹脂
【精油抽出法】水蒸気蒸留法(CO2抽出法)
【成分の一例】 『モノテルペン類』 α-ピネン、リモネン、p(パラ)-シメン 、β-ミルセン、サビネン、テルピネン、『セスキエルペン類』β-カリオフィレン
【ノート】トップ~ミドルノート
フランキンセンス精油の販売価格は、精油の品質、純度、ブランド、販売する国や地域、そして容量によって大きく異なります。一般的に、ビターオレンジ精油は他の一部の精油に比べて比較的手頃な価格帯に設定されていることが多いですが、オーガニック認証を受けているものや、特定の抽出方法を用いたものは価格が高くなる傾向があります。
約500円から1,500円の範囲で販売されていることが多いです。小容量は初めての購入者や、少量だけ使用したい場合に適しています。
1,000円から3,000円程度で販売されています。日常的に使用する方や、複数の目的で使用したい場合に適した容量です。
大容量の製品は、プロのアロマセラピストや頻繁に大量に使用する方を対象としており、価格は3,000円以上となることが多いです。特に100ml単位で購入する場合は、8,000円以上になることもあります。
価格を確認する際は、販売されている容量をよく確認し、単位量あたりの価格で比較することが重要です。また、購入前には製品のレビューや評価を確認し、品質や純度に関する情報をチェックすることをお勧めします。これらの価格はあくまで目安であり、市場状況や購入先によって変動する可能性があるため、最新の情報を得るためには直接販売店やオンラインショップで確認することが最善です。
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本記事ではフランキンセンスについてご紹介させていただきました。興味のある精油について一つひとつ深く学んでいくのは楽しいものですね♪「もっとアロマを学んでみたい!という」お気持ちがございましたら、是非日本アロママイスタースクールをご検討下さい。アロマテラピーは奥が深くて楽しいですよ。
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ビューティー関連専門学校を卒業後、大手エステティック会社で7年間勤務。
その後、当社直営サロン「Bodysh」で2年間施術経験を積み、平成30年より当スクール講師として活動しています。
現場経験と教育の両方に精通し、これまで多くのセラピストを育成してきました。